はじめての生成AI
ChatGPTスマホアプリ版:インストールから使い方まで
PC で使えるようになったら、次はスマートフォンです。同じアカウントでログインすれば会話はそのまま同期されるので、画面の見方や送信の仕方を覚え直す必要はありません。それでもアプリを入れる価値があるのは、PC より手軽にできることが 2 つあるからです。声で話しかけられることと、その場でカメラを向けられることです。
似た名前のアプリが並んでいて、どれが本物か分からない
App Store でも Google Play でも、「ChatGPT」と検索すると似た名前のアプリがずらりと並びます。無関係な会社が作った有料アプリを入れてしまう事故は実際に起きています。
見分け方は 1 つだけで、開発元が OpenAI になっているかどうかです。アプリ名やアイコンの見た目は真似できますが、開発元の表記は変えられません。
良い例
プレーンテキスト
開発元: OpenAI アプリ名: ChatGPT
避けたい例
プレーンテキスト
開発元: AI Chat Team / Smart Bot Inc. アプリ名: Chat GPT Free / AI Chatbot Pro
インストールしたら、PC で使っているのと同じメールアドレス、または Google や Apple のアカウントでログインします。家で調べた内容の続きを、そのまま電車の中で開けます。
手が塞がっているときは、打たずに話す
入力欄の右にあるヘッドホンのアイコンを押すと、音声モードに切り替わります。画面が波打つデザインに変わり、話しかけると声で返ってきます。
キーボードを出す必要がないので、歩きながら思いついたことを整理してもらったり、料理の途中で「冷蔵庫に卵と玉ねぎがあるけれど、あと一品なにが作れますか」と聞いたりできます。英会話の練習相手を頼めば、こちらの発音を聞き取ったうえで返事をしてくれます。文字を打つより速く、思いついた順に話せるのが音声の強みです。
言葉にしづらいものは、写真で渡す
入力欄の左にあるカメラのアイコンから、その場で撮った写真やアルバムの画像を渡せます。文字で説明しようとすると長くなるものほど、写真のほうが速く済みます。
- パソコンに出た英語のエラー画面を撮って、原因と対処を日本語で説明してもらう
- 海外のレストランのメニューを撮って、日本語に直してもらう
- 参考書の数式のページを撮って、解き方を順番に説明してもらう
画像を渡すときは、必ず「何をしてほしいか」を一緒に書いてください。写真だけ送ると、AI は説明すればよいのか翻訳すればよいのかを決められず、当たり障りのない感想が返ってきます。
長い指示はスマホで書かない
便利な一方で、スマホには向かない使い方もあります。前提を並べた長い指示や、資料を見ながらの細かい修正は、画面の狭いスマホでは書きづらく、途中で送ってしまう事故も増えます。
腰を据えて作るものはパソコン、その場で浮かんだ疑問や、目の前のものを見せたいときはスマホ。会話は同期されているので、外で始めた相談の続きを家のパソコンで開いて仕上げる、という使い方もできます。
移動中の 5 分でも使えるのがスマホ版です。今日の帰り道に、目に入った看板を 1 枚撮って聞いてみてください。
復習ミニクイズ
スマートフォン版ChatGPTを安全かつ便利に使い始めるための説明として、最も適切なものはどれですか?