はじめての生成AI
もっと学びたい方へ:プロンプト入門コースのご案内
ここまでで手に入れたもの
第 3 章では、AI への話しかけ方を 1 つずつ足してきました。振り返ってみると、やったことは全部同じ形をしています。AI が知らない条件を、こちらから 1 行ずつ渡すことです。
- 対象を狭める。「旅行」ではなく「北海道の 3 泊 4 日」
- 分量を数字で切る。「短く」ではなく「3 行で」
- 形を決める。「表で、列はこの 4 つ」
- 立場を与える。「あなたは 20 年目のマネージャーです」
- 返ってきた答えから 1 語を選んで掘る
この 5 つを場面に応じて出し入れできれば、日常の調べものや文章の下書きは、もう十分に任せられます。特別な知識はここまでで一度も出てきていません。使ったのは全部、普通の日本語です。
次のコースで扱うこと
ただし、ここまでは「1 回のやり取りを良くする」話でした。仕事で使い込むと、次の壁が来ます。同じ品質を毎回出したい、他の人にも同じ手順で使ってほしい、長い作業を途中で破綻させずに終わらせたい、という壁です。
プロンプト入門コースでは、そこを扱います。指示と背景と制約と出力形式を項目に分けて指示書として組み立てる書き方、何を頼めばいいか分からないときに AI の側から質問させる進め方、大きな作業を段階に割って順番に実行させる方法。どれも、この章で使った一言の指定を、崩れない形に組み上げたものです。まったく別の技術を覚え直すわけではありません。
先に、やっておくといいこと
次に進む前に、1 つだけおすすめしたいことがあります。この章で試したプロンプトのうち、うまくいったものを 3 つだけ手元に残しておいてください。
うまくいったというのは、返ってきた答えをそのまま使えたということです。仕事で本当に効いた指示は、他人が書いた例文よりはるかに役に立ちます。次のコースでは、まさにその 3 つを部品として組み立て直すことになります。手ぶらで進むより、ずっと速く身につきます。
編集 ゆめさく編集部
復習ミニクイズ
レッスンで解説された「プロンプトエンジニアリング」を実践し、AIから意図通りの回答を引き出すために最も効果的な方法はどれでしょうか?