プログラミングの用語一覧へ
このページの目次
プログラミング初級図解あり

Pythonとは?

読み方
ぱいそん
最終更新
2026/10/14

3秒でわかる

読みやすさを大事にして作られたプログラミング言語。字下げ (インデント) そのものが文法で、処理のまとまりを表します。

30秒図解

Python は、字下げでまとまりを決める言語。同じ行でも、字下げが 1 つ違うと動きが変わる。字下げが if の中の範囲を決める。ずらすと別のプログラムになるPython は、字下げでまとまりを決める言語。同じ行でも、字下げが 1 つ違うと動きが変わる。字下げが if の中の範囲を決める。ずらすと別のプログラムになる

Pythonをたとえると?

レシピを箇条書きで書くとき、字下げで「ここからここまでが手順 3 の中身」と示すのに似ています。Python は、その字下げを文法そのものとして使います。ただしレシピなら字下げが多少ずれても人が察してくれますが、Python は字下げが 1 つずれるだけでエラーになったり、別の意味になったりします。

実際にはこう使います

表計算の CSV を読み込んで合計を出す
フォルダの中のファイル名を一括で付け替える
Web から取ってきた JSON を整理して保存する

もう少し詳しく

Python は、英語に近い短い書き方で命令を書ける、読みやすさを大事にしたプログラミング言語です。

まず、よくある誤解

誤解 「インデント (字下げ) は、見た目を整えるためのもの」と思われがちです。

本当は Python では、インデントが「どこからどこまでが if や for の中身か」を決める文法そのものです。字下げを 1 段ずらすと、エラーになるか、意味の違うプログラムになります。

どういうものか

Python は、読みやすさを大事にして設計されたプログラミング言語です。print("こんにちは") の 1 行で画面に文字を出せるほど書き方が短く、波かっこ {} の代わりに字下げ (インデント) で処理のまとまりを表します。Python の考え方をまとめた文書 (PEP 20) にも「読みやすさは大切」という一文があります。

ファイルの読み書き、日付の計算、JSON の読み書きなどの道具が最初から付いてくる (標準ライブラリ) ので、追加のインストールをしなくても多くのことができます。

なぜ必要か

書く量が少なく、書いたコードを他の人が読んでも意図が伝わりやすいことが、Python の設計で大事にされています。プログラミングを始めたばかりの人でも、「何をしているか」をコードから読み取りやすい言語です。

具体例

prices = [1200, 800, 450]
total = 0
for price in prices:
    total += price      # 字下げした行が for の中身
print(total)            # 2450 (字下げなし = for の外)

最後の print を 1 段字下げすると for の中身になり、合計が 3 回表示されます。字下げの位置だけで、プログラムの意味が変わります。

つまずきやすいところ

字下げのずれがいちばんの関門です。同じまとまりの中で字下げがそろっていないと、IndentationError になります。タブと空白を混ぜて、意味がタブの幅しだいになる書き方をすると TabError になります。公式のスタイルガイド (PEP 8) は、1 段を空白 4 つにすることを勧めています。

古い記事の print "hi" のような書き方は、Python 2 のものです。Python 2 は 2020 年 1 月 1 日で開発とサポートが終わっているので、これから学ぶなら Python 3 を使います。

似た用語との違い

言語特徴
Python字下げで構造を表す。実行前に自分でコンパイルする手順は要らない
JavaScriptブラウザや Node.js で動く。波かっこで構造を表す
Javaふつうは javac でコンパイルしてから実行する。型は動かす前に検査される

よくある質問

Pythonのインデントは何文字ですか?

同じまとまりの中でそろっていれば動きますが、公式のスタイルガイド PEP 8 は 1 段を空白 4 つにすることを勧めています。

Python 2とPython 3のどちらを学べばよいですか?

Python 3 です。Python 2 は 2020 年 1 月 1 日で開発とサポートが終わっています。

一次情報・内容確認

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

現在地Pythonプログラミング

手を動かして学ぶ

この用語を、教材で使ってみる

直接関連する編と、その編を含むコースです。用語だけで終わらず、ブラウザ上で実際に手を動かせます。

Pythonコースの全編を見る