生成AIパスポート試験

生成AIの仕組みと、情報漏洩や権利侵害などの注意点を問う民間の資格。AI の資格の最初の 1つに向く。

書き手 ゆめさく ・ 更新日 (試験の事実を主催の頁で確かめた日)

生成AIパスポートとは

主催は一般社団法人 生成AI活用普及協会 (GUGA)です。主催の頁では、この試験の対象を次のように書いています。

生成AIに関する基礎知識や動向、活用方法に加え、情報漏洩や権利侵害などの注意点まで網羅し、AI初心者が最低限押さえておきたいリテラシーを体系的に習得できます

出典 GUGA 生成AIパスポート 試験について(2026年10月29日に確認)

難易度と合格率

ゆめさくの目安です。主催が決めた等級ではありません。

合格率は81.21%です。

2⁠0⁠2⁠6年8月試験 (8月1日から3⁠1日) の受験者 3⁠2,8⁠7⁠7人、合格者 2⁠6,6⁠9⁠9人。主催が発表した率

出典 GUGA 2026年8月試験の結果の発表(2026年10月29日に確認)

回ごとの合格率

回受験者合格者合格率
2025年6月試験10,759人8,300人77.14%
2025年10月試験26,230人20,529人78.27%
2026年4月試験9,436人7,487人79.35%
2026年6月試験21,752人17,380人79.90%
2026年8月試験32,877人26,699人81.21%

回の名前から、主催がその回の結果を発表した頁を開けます。どれも2⁠0⁠2⁠6年1⁠0月2⁠9日に確かめました。発表の頁を見つけられなかった回は載せていません。

試験の形と申込と費用

主催
一般社団法人 生成AI活用普及協会 (GUGA)

出典 主催の頁(2026年10月29日に確認)

形式と実施の時期
オンライン (IBT方式。パソコンやスマートフォンから受ける)。年5回 (2月、4月、6月、8月、1⁠0月) の受験期間のうち、好きな時間に受ける

出典 GUGA 生成AIパスポート 試験について(2026年10月29日に確認)

試験時間と出題数
6⁠0分、6⁠0問 (四肢択一式。一部は複数を選ぶ)合格の基準点は、主催が開示していません

出典 GUGA 生成AIパスポート 試験について(2026年10月29日に確認)

受験料
1⁠1,0⁠0⁠0円 (税込)学生は5,5⁠0⁠0円 (税込)

出典 GUGA 生成AIパスポート 試験について(2026年10月29日に確認)

試験の日程と申込みの受付は変わることがあります。受ける前に主催の頁で最新の案内を確かめてください。

出題範囲

AIの基礎と歴史、生成AI、AIエージェント、生成AIのリスク予防とAI倫理とガバナンス、生成AIの実践と活用事例の 5章。2⁠0⁠2⁠7年2月試験からこの新しいシラバスで出る (2⁠0⁠2⁠6年1⁠0月試験までは前のシラバス)

出典 GUGA 生成AIパスポート試験シラバス (2027年2月試験から)(2026年10月29日に確認)

勉強時間と勉強法

主催は勉強時間の目安を出していません。今の知識と使える時間で大きく変わるので、ここでは時間数を書きません。

まず主催のシラバスで 5章の学習項目と詳細キーワードを読み、知らない言葉に印を付けます。2⁠0⁠2⁠7年2月試験からシラバスが新しくなるので、使う教材が新しいシラバスに合っているかを先に確かめます。

仕組みの章 (機械学習、ニューラルネットワーク、Transformer) は、言葉を覚えるより、何を入れて何が出てくるかを説明できるようにします。

リスクの章 (情報漏洩、著作権、個人情報、ハルシネーション) は、職場の場面で何をしてはいけないかを組で覚えます。手元の生成AIで実際に試すと、ハルシネーションが手触りに変わります。

試験は 6⁠0分で 6⁠0問です。主催のサンプル問題で、1問を 1分で解く速さに慣れておきます。

よくある質問

生成AIパスポートの合格ラインは何点ですか

主催の GUGA は、合否の基準点や採点の詳細を開示していません (GUGA のよくある質問)。「正答率7⁠0%」や「8⁠0%」と書いたサイトもありますが、主催の数ではありません。試験ごとの得点の集計は、合否の通知メールに書かれます。

生成AIパスポートの過去問は公開されていますか

主催の頁に、過去の試験問題の公開は見当たりませんでした。主催が出しているのは、出題の形がわかるサンプル問題 (PDF) と、公式テキストをもとに◯✕のクイズを作る LINE のアプリです。アプリについては、主催自身が「シラバスを網羅できることを保証していない」と書いています。

生成AIパスポートの難易度はどのくらいですか

2⁠0⁠2⁠6年8月試験の合格率は8⁠1.2⁠1%で、受けた人の多くが受かっています。受験の条件もありません。ゆめさくの目安は入門です。ただし 2⁠0⁠2⁠7年2月試験からシラバスが新しくなり、AIエージェントが独立した章になります。前のシラバスの教材だけで準備すると、範囲に穴が出ます。

G検定とどちらを先に受けるべきですか

生成AIを仕事で安全に使うための言葉と注意点をそろえるなら生成AIパスポート、ディープラーニングの仕組みと AI を事業に活かす知識まで問われたいなら G検定です。G検定は出題が 1⁠4⁠5問程度と多く、技術の分野と法律と倫理の分野に分かれています。機械学習の基本や著作権、個人情報など重なる所があるので、生成AIパスポートから G検定へ進むと前の勉強が生きます。

ITパスポートとはどう違いますか

ITパスポートは IPA が実施する国家試験で、ITの基礎、経営、管理まで広く問い、試験会場のパソコンで 1⁠2⁠0分 1⁠0⁠0問を解きます。生成AIパスポートは GUGA が実施する民間の資格で、生成AIの仕組みとリスクに絞り、自宅などからオンラインで 6⁠0分 6⁠0問を解きます。ITパスポートにもAIの問いは出ますが、生成AIの注意点をまとめて問うのは生成AIパスポートです。

次の試験はいつですか

主催の年間の予定では、次は 2月試験で、受験期間は 2月1日から 2月末、申込みは前の年の1⁠0月1日から1月3⁠1日までです。この回から新しいシラバスで出ます。予定は変わることがあると主催が書いているので、申し込む前に主催の頁で確かめてください。

申し込みから合否までの流れは

申込フォームから申し込み、受験期間の中で好きな時間に、会員のマイページから試験の頁へ入って受けます。始めたら途中で抜けることはできません。合否は試験の月の翌月の中ごろ (2⁠0日ごろまで) に、メールとマイページで知らされます。受かると合格証書とオープンバッジが出て、資格に有効期限はありません。

ゆめさくのコースは出題範囲のどこに当たりますか

ゆめさくの「生成AI資格対策(生成AIパスポート+G検定)」は 9章 4⁠9レッスンで、第1章が2つの試験の選び方、第2章がAIのきほん、第3章が生成AIのしくみ、第4章が活用と動向、第5章がリスクと法律・倫理、第6章が生成AIパスポートの仕上げです。章の題で当てると、シラバスの「AIの基礎と歴史」は第2章、「生成AI」は第3章、「生成AIの実践と活用事例」は第4章、「リスク予防とAI倫理とガバナンス」は第5章に当たります。2⁠0⁠2⁠7年2月試験から独立した章になる「AIエージェント」に当たる章は、コースにはまだありません。シラバスの第3章を主催の頁で読んで補ってください。第7章から第9章は G検定の上乗せです。

ゆめさくのコース

過去問

主催の頁に、過去の試験問題の公開は見当たりませんでした。出題の形は生成AIパスポート サンプル問題 (GUGA、PDF)で確かめられます。

練習問題

ゆめさくの練習問題です。本試験の問題ではありません。ゆめさくのコース「生成AI資格対策(生成AIパスポート+G検定)」のクイズから1⁠0問を選んでいます。

ゆめさくの練習問題

10 問

選ぶと、すぐに正誤が出ます。外したら選び直せます。答えは記録に残りません。

  1. 問 1AI、機械学習、ディープラーニングの関係を表す説明として最も適切なものはどれですか。

  2. 問 2あるモデルを評価したところ、訓練データに対する精度は98パーセントでしたが、学習に使っていないテストデータに対する精度は62パーセントでした。この状態と、その対策の組み合わせとして最も適切なものはどれですか。

  3. 問 3大規模言語モデルが文章を生成する際の基本的な動作の説明として、最も適切なものはどれですか。

  4. 問 4生成 AI の出力パラメータである温度 (temperature) を低く設定したときに起きることはどれですか。

  5. 問 5ある企業が、社内に蓄積された製品マニュアルの内容を根拠として、問い合わせに回答するチャットを構築したいと考えています。マニュアルは随時改訂されます。最も適した手法はどれですか。

  6. 問 6モデルに対して、手本となる入力と出力の組を1つだけ提示してから本題を解かせました。この技法の名称はどれですか。

  7. 問 7AI エージェントの説明として、最も適切なものはどれですか。

  8. 問 8生成AIが、実在しない書籍のタイトルと著者名を、断定的な口調で回答に含めました。この現象の説明として最も適切なものはどれですか。

  9. 問 9日本において、生成AIの開発のために著作物を学習用データとして利用する行為について、最も適切な説明はどれですか。

  10. 問 10ある担当者が、顧客から届いた問い合わせメールを、氏名と勤務先を含んだまま無償の個人向け生成AIサービスに貼り付け、返信文の案を作らせました。この行為の評価として最も適切なものはどれですか。

10 問中 0 問に答えました

次に受ける試験

  • G検定

    ディープラーニングの基礎と、AI を事業に活かす知識を問う JDLA の検定。法律と倫理の分野もある。

    主催
    一般社団法人 日本ディープラーニング協会 (JDLA)
    形式
    オンラインか会場
    受験料
    一般 1⁠3,2⁠0⁠0円 (税込)
    合格率
    76.97%2026年 第5回。JDLA の発表(2026年10月29日に確認)
    試験を見る

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出典

資格の先に、仕事につなげる

試験の知識を仕事につなげる一歩を、ここにまとめています。