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AI・生成AI初級図解あり

機械学習とは?

読み方:きかいがくしゅう

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

人がルールを書く代わりに、大量のデータからコンピュータ自身が判断の基準を見つけ出す技術。予測や分類を自動化する土台になります。

30秒図解

機械学習はXとyの観測データから傾向を学び、35平方メートルの家賃を予測する
機械学習はXとyの観測データから判断基準を学び、未知の35平方メートルにも予測を返します。学習データだけでなく、未見データで精度を確かめます。

もう少し詳しく

どういうものか

機械学習は、正解の付いたデータや大量の観測データを与えて、判断の基準そのものをコンピュータに作らせる方法です。従来のプログラムは「件名にこの単語が入っていたら迷惑メール」と人がルールを書きますが、機械学習では迷惑メールと通常メールを大量に見せて、どんな特徴が迷惑メールらしいかをモデル側に決めさせます。作られた基準をモデルと呼び、新しいデータを入れて予測を出す工程を推論と呼びます。

なぜ必要か

ルールで書ける問題なら、機械学習を使う必要はありません。使う価値が出るのは、ルールが多すぎて人間が書き切れない領域です。手書き数字の判別を if 文で書こうとすると、線の太さや傾きの組み合わせが無限にあり破綻します。迷惑メールも、送信側が言い回しを変えるたびにルールを追加することになります。データを入れ替えれば基準が更新される仕組みのほうが、こうした領域では現実的です。

具体例

from sklearn.linear_model import LinearRegression # 部屋の広さ (平米) から家賃 (万円) を予測する X = [[20], [25], [30], [40], [50]] y = [7.0, 8.5, 10.0, 13.0, 16.0] model = LinearRegression() model.fit(X, y) # 学習 print(model.predict([[35]])) # 35 平米の家賃を予測

似た用語との違い

用語位置づけ
AI人間の知的作業を機械にさせる分野全体
機械学習AI の一手法。データから基準を学ぶ
ディープラーニング機械学習の一手法。多層のニューラルネットワークを使う
生成 AIディープラーニングを使って文章や画像を作る応用


学習のも分かれます。正解ラベル付きで学ぶのが教師あり学習、ラベル無しで構造を見つけるのが教師なし学習、試行と報酬で方針を改善するのが強化学習です。

つまずきやすいところ

学習に使ったデータで精度を測ると、必ず良い数字が出ます。テスト問題を事前に見て解いているのと同じで、実際の性能は分かりません。データは学習用と評価用に分け、評価用は学習に一切使わないのが原則です。

もうひとつは過学習です。学習データの細かい癖まで覚え込むと、学習データでは 99% でも新しいデータでは 60% ということが起きます。学習データと評価データの精度差が開いていたら、そこを疑います。データを増やす、特徴量を減らす、正則化を効かせるといった対処があります。

三つめは、精度という 1 つの数字で判断してしまうことです。1000 件中 5 件しか異常が無いデータでは、全部を正常と答えるだけで精度 99.5% になります。件数の偏ったデータでは、適合率と再現率を併せて見ます。

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