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処理とは?

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

フローチャートで計算や代入といった一手順を表す長方形の記号。処理を四角、分岐をひし形と描き分けることで、書く前に手順の抜けを見つけられる。

もう少し詳しく

どういうものか

フローチャートの中で、計算や代入といった「ただ実行するだけの一手順」を表す長方形の記号です。入ってくる線が 1 本、出ていく線も 1 本で、通れば必ず次へ進みます。合計を足し込む、変数に値を入れる、文字列を組み立てる、といった操作がここに入ります。

プログラムの側から見れば、条件でも繰り返しでもない普通の 1 文が処理にあたります。フローチャートは記号の形で役割を区別する図なので、分岐はひし形、開始と終了は角丸入出力は平行四辺形と、形が違えば意味も違います。

なぜ必要か

コードを書く前に手順の抜けを見つけるためです。頭の中では動いているつもりでも、四角を並べて線でつないでみると「合計を 0 に初期化していない」「戻り先が無い矢印がある」といった穴が目に見えます。

もう一つは、コードを読めない相手と手順を共有できることです。仕様の確認や障害時の流れの説明では、言語を知らない人とも同じ図を見て話せます。基本情報技術者試験や ITパスポートでも、擬似言語やフローチャートを読み取る問題として毎回出題される範囲です。

具体例

3 つの点数の平均を出す手順を、処理の四角だけに分解すると次のようになります。

[開始] [ 合計 ← 0 ] 処理 [ 合計 ← 合計 + 点数1 ] 処理 [ 合計 ← 合計 + 点数2 ] 処理 [ 合計 ← 合計 + 点数3 ] 処理 [ 平均 ← 合計 / 3 ] 処理 < 平均 >= 60 ? > <a href="/glossary/decision" class="text-primary font-medium underline underline-offset-2 hover:text-primary-dark">判断</a> (ひし形) ↓ はい ↓ いいえ [合格を表示] [不合格を表示] [終了]

同じ手順をそのままコードに落とすと、四角がそれぞれ 1 行に対応します。

total = 0 for score in [80, 55, 72]: total = total + score average = total / 3 if average >= 60: print("合格") else: print("不合格")

つまずきやすいところ

  • 判断を四角で描いてしまう。出ていく線が 2 本以上あるなら、それは処理ではなくひし形の判断です

  • 1 つの四角に「点数を読んで合計して平均を出す」と詰め込む。後から追えなくなるので、1 つの四角には 1 つの操作だけ書きます

  • 初期化の四角を省く。合計を 0 にする一手も立派な処理で、これを飛ばすと未定義の値に足し込むバグになります

  • 画面に出す操作まで四角にする。表示や入力は平行四辺形で描く決まりです
  • 覚え方

    四角は「言われたことをやるだけ」、ひし形は「訊いて道を分ける」。出口の本数が 1 本か 2 本かで見分けられます。

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