問10 生成 AI のもっともらしい誤り

ITパスポート 令和7年度 公開問題、全100問のうちの問10。

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問10

生成 AI において,もっともらしいが事実とは異なる内容が出力されることを表す用語として,最も適切なものはどれか。

  1. アエコーチェンバー
  2. イシンギュラリティ
  3. ウディープフェイク
  4. エハルシネーション
答えと解説を開く

正解はエです。

生成 AI は、学んだデータをもとに、次に来そうな言葉をつなげて文章を作ります。事実かどうかを確かめながら書いているわけではありません。そのため、自然で正しそうに見えるのに、実際には事実と違う内容を出すことがあります。これをハルシネーション (幻覚) と言います。生成 AI の出力は、大事な場面ほど元の情報で確かめる必要があります。だから正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アエコーチェンバーは、似た考えの人どうしで意見を交わすうちに、特定の考えが強まっていく現象です。
  • イシンギュラリティは技術的特異点のことで、AI が人間の知能を超え、社会が大きく変わるとされる時点を指します。
  • ウディープフェイクは、AI で本物そっくりの偽の画像や動画、音声を作る技術や、作られた物のことです。

仕組み

ハルシネーションは、生成 AI がうそをつこうとして起きるのではありません。もっともらしい言葉の並びを作る仕組みそのものから起きます。

対策としては、出典を確かめる、社内の資料など信頼できる情報を検索して答えさせる (RAG)、人が最後に確かめる、などがあります。

この問に出る言葉