問76 自己資本比率

応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問76。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問76(貸借対照表の図は、左右 2 列の表に書き起こした。列の見出しの「資産」「負債と純資産」は書き足した)

A 社の貸借対照表の構成は図のとおりであった。A 社の自己資本比率は何%か。

図 A 社の貸借対照表 (単位 百万円)
左側 (資産)右側 (負債と純資産)
流動資産 6,0⁠0⁠0流動負債 4,5⁠0⁠0
固定資産 4,0⁠0⁠0固定負債 2,0⁠0⁠0
資本金 2,0⁠0⁠0
資本剰余金 1,0⁠0⁠0
利益剰余金 5⁠0⁠0
  1. ア1⁠0
  2. イ2⁠0
  3. ウ3⁠0
  4. エ3⁠5
答えと解説を開く

正解はエです。

自己資本比率は、会社の資金全体 (総資本) のうち、返す必要の無い自己資本がどれだけあるかの割合です。この会社の自己資本は、資本金 2,0⁠0⁠0、資本剰余金 1,0⁠0⁠0、利益剰余金 5⁠0⁠0 の合計 3,5⁠0⁠0 百万円です。総資本は、右側全体 (負債と純資産) の合計で、左側の資産の合計 6,0⁠0⁠0 + 4,0⁠0⁠0 = 1⁠0,0⁠0⁠0 百万円と同じです。3,5⁠0⁠0 ÷ 1⁠0,0⁠0⁠0 = 0.3⁠5 で、3⁠5% です。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア1⁠0% は、資本剰余金の 1,0⁠0⁠0 だけを自己資本と考えた値です。資本金と 2 つの剰余金をすべて足します。
  • イ2⁠0% は、資本金の 2,0⁠0⁠0 だけを自己資本と考えた値です。資本剰余金と利益剰余金も自己資本に入ります。
  • ウ3⁠0% は、資本金と資本剰余金の 3,0⁠0⁠0 だけを足した値です。利益剰余金の 5⁠0⁠0 も自己資本に入ります。

仕組み

貸借対照表の右側は、お金をどこから集めたか、左側はそのお金を何に使っているかを表します。だから左右の合計は必ず同じになります。

自己資本比率が高いほど、借金に頼らない、つぶれにくい会社と見られます。業種によって普通の水準は違います。