応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問32。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問32

IPv4 のアドレス割当てを行う際に,クラス A〜C といった区分にとらわれずに,ネットワークアドレス部とホストアドレス部を任意のブロック単位に区切り,IP アドレスを無駄なく効率的に割り当てる方式はどれか。

  1. アCIDR
  2. イDHCP
  3. ウDNS
  4. エNAPT
答えと解説を開く

正解はアです。

昔の IPv4 は、ネットワーク部を 8、1⁠6、2⁠4 ビットのどれかに決めるクラス A〜C の区分で割り当てていました。これだと、たとえば 3⁠0⁠0 台分が欲しい組織にクラス B (約 6 万 5 千台分) を渡すことになり、多くのアドレスが無駄になります。CIDR は、1⁠9⁠2.1⁠6⁠8.0.0/2⁠3 のようにネットワーク部の長さを / の後ろの数で自由に決め、必要な大きさのブロックで割り当てる方式です。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イDHCP は、ネットワークにつないだ機器に、IP アドレスなどの設定を自動で配る仕組みです。
  • ウDNS は、ドメイン名と IP アドレスを対応させる仕組みです。
  • エNAPT は、1 つのグローバルアドレスを、ポート番号で区別して複数の機器で共用する仕組みです。

仕組み

/2⁠4 なら先頭の 2⁠4 ビットがネットワーク部で、残り 8 ビットの 2⁠5⁠6 個がそのネットワークのアドレスです。/2⁠3 なら 5⁠1⁠2 個、/2⁠5 なら 1⁠2⁠8 個と、1 ビットごとに倍か半分にできます。

CIDR では、近いネットワークをまとめて 1 つの経路として扱うこともでき (経路の集約)、ルーターが持つ経路表を小さくできます。

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