基本情報​技術者試験の過去問

基本情報​技術者試験の本物の過去問は、IPA が毎年 7 月ごろに出す「公開問題」(令和5〜8年度、各回 科目A 2⁠0問と科目B 6問) です。ほかに IPA は、今の形のサンプル問題セット (科目A 6⁠0問、科目B 2⁠0問)、科目B のサンプル 6問、科目A 免除の修了試験の過去問も出しています。このページでは令和8年度の公開問題 2⁠6問を全部、1問ずつ正解の理由と、ほかの選択肢が違う理由まで解説しています。

文 ゆめさく ・ 公開 2026年10月26日 ・ 更新 2026年10月26日

公開されている回

問数は各回の問題冊子の表紙の注意事項から数えました。科目A は本番の 6⁠0問のうち 2⁠0問、科目B は本番の 2⁠0問のうち 6問が公開されています。解説のある回から順に足していきます。

IPA が出しているほかの問題

サンプル問題セット (科目A 6⁠0問、科目B 2⁠0問)

今の CBT の形が始まる前の 2⁠0⁠2⁠2年1⁠2月2⁠6日に、IPA が本番と同じ問数で出した問題のセットです。本番と同じ量を通しで解く練習に向いています。使うときの出典は「基本情報​技術者試験 (科目A試験) サンプル問題セット」のように書くよう求められています。

科目A 問題科目A 解答科目B 問題科目B 解答

出典 IPA サンプル問題セットの公開(2026年10月26日に確認)

科目B のサンプル問題 6問

サンプル問題セットとは別に、2⁠0⁠2⁠2年4月2⁠5日に出た科目B のサンプル 6問です。擬似言語の問題の形を知る最初の 1 歩に向いています。

公開の頁

出典 IPA サンプル問題セットの公開(2026年10月26日に確認)

科目A 免除の修了試験の過去問

IPA が認定した講座を受講し、その修了試験に合格して講座を修了すると、本番の科目A が免除になる制度の試験です。IPA は問題と解答を公開していて、今の科目A と同じ 6⁠0問 9⁠0分の形の回は 2⁠0⁠2⁠3年6月から 2⁠0⁠2⁠6年7月までの 1⁠4 回分あります (各回の表紙で数えました)。それより前の回は、昔の午前と同じ 8⁠0問 1⁠5⁠0分の形です。

修了試験の過去問題の一覧

出典 IPA 科目A試験免除制度(2026年10月26日に確認)

解説のある回

分野別

アルゴリズムとプログラミング

セキュリティ

基礎理論

コンピュータ構成要素

システム構成要素

ソフトウェア

ハードウェア

データベース

ネットワーク

システム開発技術

プロジェクトマネジメント

サービスマネジメント

システム監査

ビジネスインダストリ

経営戦略マネジメント

企業活動

法務

過去問の解き方

  1. まず IPA の問題冊子 (PDF) を開き、時間を計って 2⁠0問を解きます。本番の科目A は 9⁠0分で 6⁠0問なので、2⁠0問なら 3⁠0分が目安です。
  2. 解き終えたら、回の頁の答え合わせ表に自分の答えを入れて採点します。間違えた問だけが一覧に残ります。
  3. 間違えた問の解説を開き、正解の理由だけでなく、選んだ選択肢がなぜ違うかを読みます。科目A は同じ言葉が形を変えて何度も出るので、違う理由を言えるようにしておくと次に取れます。
  4. 分野別の一覧で、落とした分野をまとめて見直します。計算の問 (稼働率、割合) は、解説の式を自分の手でもう一度書きます。
  5. 試験が近づいたら、サンプル問題セットで本番と同じ 6⁠0問 (9⁠0分) と 2⁠0問 (1⁠0⁠0分) を通しで解き、時間の配り方を確かめます。

試験の形、合格率、受験料

試験の形 科目A 9⁠0分 6⁠0問 (四肢択一)、科目B 1⁠0⁠0分 2⁠0問 (多肢選択式)

出典 IPA 基本情報技術者試験(2026年10月25日に確認)

合格率 3⁠8.3%。令和7年度 (2⁠0⁠2⁠5年4月から2⁠0⁠2⁠6年3月) の受験者 1⁠4⁠7,1⁠8⁠6人、合格者 5⁠6,3⁠7⁠0人。合格者数を受験者数で割った率

出典 IPA 統計情報 (令和7年度 推移表)(2026年10月25日に確認)

受験料 7,5⁠0⁠0円 (1⁠0%消費税込み)

出典 IPA の申込先 CBT-Solutions 基本情報技術者試験(2026年10月25日に確認)

本番の問題が全部は公開されない理由

基本情報​技術者試験は、試験会場のパソコンで 1 年中受ける CBT 方式です。受ける日によって問題が違うので、昔の筆記の試験のように 1 回分を丸ごと公開することはありません。IPA は、実際に出した問題の一部を「公開問題」として年に 1 回出しています。

令和2年度から令和4年度までの問題は公開されていません。令和元年度までの筆記の頃の午前と午後の問題は、IPA の過去問題の頁に残っています。ただし今の科目A と科目B とは形が違います。

出典 IPA 過去問題(2026年10月26日に確認)

2⁠0⁠2⁠6年1⁠2月2⁠8日から試験は一時休止

IPA は試験のシステムの入れ替えのため、2⁠0⁠2⁠6年1⁠2月2⁠8日以降の試験を一時休止すると発表しています。会場によっては、それより前に終わる所もあります。再開の時期は、決まりしだい IPA が知らせるとしています。

2⁠0⁠2⁠6年9月1日以降に新しく申し込む場合、選べる試験日は 2⁠0⁠2⁠6年1⁠2月2⁠7日までです。受験料の支払いに使うバウチャーチケットの購入申込みの受付は、2⁠0⁠2⁠6年7月3⁠1日で一時停止しています。年内に受けたい人は、早めに会場と日を押さえてください。

出典 IPA 2026年5月以降の試験実施について(2026年10月26日に確認)

2⁠0⁠2⁠7年度からの新しい試験制度でも、基本情報は続く

IPA が検討中の案として公表した内容では、試験の制度は 2⁠0⁠2⁠7年度から新しくなり、基本情報​技術者試験は 2⁠0⁠2⁠7年度の春ごろから新しい制度で続きます。科目A 9⁠0分 6⁠0問、科目B 1⁠0⁠0分 2⁠0問の形は変わらない予定です。

科目A の出題範囲の体系と、科目B の出題範囲の一部は変わります。ただし IPA は、これは表記の変更などで、試験で問う知識と技能の範囲そのものは変わらないとしています。今の公開問題で練習する意味は残ります。

出典 IPA 試験の見直しの検討状況(2026年10月26日に確認)

よくある質問

基本情報​技術者試験の過去問は何年分ありますか

毎年の公開問題は、令和5年度から令和8年度までの 4 回分です。1 回あたり科目A 2⁠0問と科目B 6問で、合わせて 1⁠0⁠4問です。令和2年度から令和4年度は公開されていません。ほかに IPA は、今の形のサンプル問題セット (科目A 6⁠0問、科目B 2⁠0問)、科目B のサンプル 6問、科目A 免除の修了試験の過去問 (今の 6⁠0問の形で 1⁠4 回分) を出しています。

過去問だけで合格できますか

公開問題は本番の一部 (科目A は 6⁠0問のうち 2⁠0問) です。サンプル問題セットで本番と同じ 6⁠0問と 2⁠0問を通しで解き、修了試験の過去問で科目A の形の問題を数多く解き、それでも落とす分野を教材で埋める、という使い方が向いています。

科目B の過去問はどこにありますか

科目B の公開問題は、各回 6問が IPA の頁にあります。上の公開の回の表から問題冊子と解答例を開けます。令和8年度の 6問は、このページで 1問ずつ解説しています。ほかに、科目B のサンプル 6問と、サンプル問題セットの科目B 2⁠0問があります。

過去問を印刷したり、勉強会で使ったりしてよいですか

IPA は、教育の目的などで公開した過去問題を使うとき、許可も使用料も要らないとしています。そのときは「出典 令和8年度 基本情報​技術者試験 公開問題 科目A 問1」のように、年度、試験区分、問番号の出典を書くよう求めています。

弱い分野をコースで埋める

公開問題で弱い分野が分かったら、対策コースで埋めます。ゆめさくの基本情報​技術者(FE)対策は、試験ガイダンスのあと、科目B (擬似言語のトレース、配列、関数と再帰、データ構造、定番のアルゴリズム、情報セキュリティ、実戦) に 7 章、科目A (頻出の計算、マネジメントとストラテジ、過去問演習) に 3 章を使い、最後が模試と直前対策の全 1⁠2 章です。

レッスンの数は2026年10月26日にコースの頁で確かめた数です。

資格のあとの一歩

資格は、エンジニアの仕事に就くための道の 1 つです。何から手を付けるか迷ったら、診断で次にやることを 1 つ決めてください。

試験の形と受験料は基本情報技術者試験の頁にあります。