問8 無線 LAN の電波の衝突を避ける仕組み

基本情報​技術者試験 令和8年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問8。

出典:令和8年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問8

無線 LAN では,複数の端末から送信された同じ周波数の電波が衝突した場合,電波が干渉するのでそれらを受信すると信号を復調できないことがある。この問題を回避するためのものはどれか。

  1. アCSMA/CA
  2. イSSID
  3. ウキャリアアグリゲーション
  4. エテザリング
答えと解説を開く

正解はアです。

無線では、送りながら衝突に気づくことが難しいです。そこで CSMA/CA (Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance) では、送る前に電波が使われていないかを確かめ、空いていても決まった時間と乱数の時間を待ってから送ります。こうして衝突そのものを起こりにくくします。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イSSID は、無線 LAN のネットワークを見分けるための名前です。衝突を避ける働きはありません。
  • ウキャリアアグリゲーションは、携帯の通信で複数の周波数の帯を束ね、速くする技術です。
  • エテザリングは、スマートフォンの通信を、ほかの機器でも使えるように分けることです。

仕組み

有線の LAN で使われた CSMA/CD は、送りながら衝突を見つけたら送り直す仕組みです。無線の CSMA/CA は、衝突をはじめから避ける側に寄せています。

受け取った側は、届いたら確認の合図 (ACK) を返します。合図が来なければ、送った側は送り直します。

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