基本情報​技術者試験 令和8年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問10。

出典:令和8年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問10(振り仮名は省いた)

情報セキュリティに関する専門組織の説明のうち,CSIRT の説明として,最も適切なものはどれか。

  1. ア自社が顧客に提供する製品又はサービスの脆弱性に起因するリスクに対応する組織
  2. イセキュリティインシデント検知のために,システム監視,ログ分析などのセキュリティ運用を担う組織
  3. ウ発生したセキュリティインシデントに対し,インシデント対応を行う組織
  4. エ標的型サイバー攻撃特別相談窓口をもち,相談をもち込んだ組織の被害の低減と攻撃の連鎖の遮断を支援する組織
答えと解説を開く

正解はウです。

CSIRT (Computer Security Incident Response Team) は、名前のとおりインシデントへの対応 (Response) を受け持つチームです。被害を広げない処置、原因の調査、関係する所への連絡と調整などを行います。正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア自社の製品やサービスの脆弱性に対応する組織は、PSIRT (Product Security Incident Response Team) です。
  • イ監視やログの分析で、インシデントを見つける運用を担うのは、SOC (Security Operation Center) です。
  • エ標的型サイバー攻撃の相談を受け、被害を減らす手助けをするのは、IPA のサイバーレスキュー隊 (J-⁠CRAT) です。

仕組み

SOC が見つけ、CSIRT が対応する、という分け方がよく使われます。小さな会社では、1 つのチームが両方を受け持つこともあります。