基本情報​技術者試験 令和8年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問4。

出典:令和8年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問4

クラウドコンピューティングのサービスモデルとしての PaaS の説明はどれか。

  1. アOS やアプリケーションを含む任意のソフトウェアを実行可能にするリソースが,利用者に提供される。OS などのプラットフォームへの限定的な設定や制御を行うことができる。
  2. イアプリケーションの開発や運用に必要となるミドルウェアなどが利用者に提供されるので,これらを利用して,アプリケーションを開発して運用することができる。利用者は,プラットフォームを直接変更することはできない。
  3. ウ利用者は,ハードウェア,OS などのプラットフォームとアプリケーションを自ら準備して,それらの運用を依頼する。利用者は,プラットフォームの構成を決めることができるなど,環境構築の自由度が高い。
  4. エ利用者は,用意されたアプリケーションをそのまま又はカスタマイズして利用するが,OS などのプラットフォームからアプリケーションまで全てを自ら準備する必要はない。利用者は,プラットフォームを直接変更することはできない。
答えと解説を開く

正解はイです。

クラウドのサービスモデルは、どこまでを借りるかで分けます。PaaS (Platform as a Service) は、OS、データベース、実行環境などのミドルウェアまでを事業者が用意し、利用者はその上でアプリを作って動かします。土台は事業者の持ち物なので、利用者が直接変えることはできません。イがこの説明です。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アOS を含め好きなソフトウェアを載せられる計算の資源を借りるのは、IaaS です。
  • ウ機器も OS も自分で用意して運用だけを頼むのは、クラウドのサービスモデルではなく、機器を預けて運用を頼む形 (ハウジングなど) です。
  • エ出来上がったアプリをそのまま、または設定を変えて使うのは、SaaS です。

仕組み

借りる範囲は、IaaS (機器と OS の手前まで)、PaaS (アプリを動かす土台まで)、SaaS (アプリまで全部) の順に広がります。

広く借りるほど手間は減りますが、自分で変えられる所も減ります。何を自分で決めたいかで選びます。

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