問5 ベストフィット方式

応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問5。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問5

記憶領域を管理するアルゴリズムのうち,ベストフィット方式の特徴として,適切なものはどれか。

  1. ア空きブロック群のうち,アドレスが下位のブロックを高い頻度で使用するので,アドレスが上位の方に大きな空きブロックが残る傾向にある。
  2. イ空きブロック群のうち,要求された大きさを満たす最小のものを割り当てるので,最終的には小さな空きブロックが多数残る傾向にある。
  3. ウ空きブロックの検索にハッシュ関数を使用しているので,高速に検索することができる。
  4. エ空きブロックをアドレスの昇順に管理しているので,隣接する空きブロックを簡単に見つけられ,より大きな空きブロックにまとめることができる。
答えと解説を開く

正解はイです。

ベストフィット方式は、空いている記憶領域のうち、要求された大きさを満たす中で最も小さい物を選んで割り当てます。ぴったりに近い所を使うので大きな空きは残りやすい反面、割り当てたあとの余りがごく小さくなり、使い道の無い小さな空きがたくさん残りがちです。この特徴を述べたイが正解です。

ほかの選択肢が違う理由

  • アアドレスの下位から順に見て、最初に入る所を使うのはファーストフィット方式の特徴です。
  • ウベストフィット方式は、どの空きを選ぶかの決まりです。ハッシュ関数で探すという決まりはありません。
  • エ空きをアドレス順に並べて隣どうしをまとめやすくするのは、空きの管理の工夫の話で、ベストフィット方式の特徴ではありません。

仕組み

可変の大きさで記憶を割り当てると、使っては返すうちに空きが細切れになります。これを断片化 (フラグメンテーション) と言います。

主な選び方は 3 つです。最初に入る所を使うファーストフィット、いちばんぴったりの所を使うベストフィット、いちばん大きい所を使うワーストフィットです。どれも一長一短で、断片化は完全には防げません。

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