お客様への週の報告には、何を書きますか

決めてほしいことを先頭に置き、進んだこと、困りごととリスク、来週やること、数字を短く書く。悪い知らせほど早く出す、と答える問い。読んだ人が何をすればよいか分かる報告にできるかを見ます。

まず 4 択で考える

2 問

答えに入れるべき考えを選びます。選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。そのあと下の欄で、自分の言葉で答えてみます。

  1. 問 1お客様への週の報告で、いちばん先頭に置くとよい物はどれか

  2. 問 2進みが遅れていると分かったときの伝え方として、いちばん合うのはどれか

2 問中 0 問に答えました

答えてみる

面接官に「お客様への週の報告には、何を書きますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で、声に出して答えてみます。

解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「お客様への週の報告には、何を書きますか」
  • 「進みが遅れているとき、報告でどう伝えますか」
  • 「報告を読まれていないと感じたら、どうしますか」

面接官が見ている点

  • やった作業の羅列ではなく、読んだ人が次に何をすればよいかが分かる形にできるか
  • 決めてほしいことを、目立つ場所にはっきり書けるか
  • 悪い知らせを隠したり遅らせたりせず、早めに出せるか

短い答え

  • 決めてほしいことを先頭に置き、その下に、進んだこと、困りごととリスク、来週やること、数字を短く書きます。
  • 進んだことは作業の量ではなく、目的に対してどこまで来たかで書き、数字で見せられる物は数字にします。
  • 遅れや困りごとのような悪い知らせほど早く出し、こちらの手当ての案を一緒に書きます。

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少し詳しい答え

報告の形

お客様は忙しく、報告を上から数行しか読まないこともあります。だから、読んだ人に動いてほしいことほど上に置きます。

1. 決めてほしいこと期限と、決めないと何が止まるか
2. 進んだこと目的に対してどこまで来たか
3. 困りごととリスク何が起きそうで、こちらはどう手当てするか
4. 来週やること3 つまで
5. 数字先週と比べてどう変わったか

毎週同じ形にしておくと、お客様は慣れて、必要な所だけを素早く読めるようになります。

決めてほしいことを先頭に

報告でいちばん大事なのは、お客様に決めてもらうことです。これが本文の途中に埋もれていると、だれも決めないまま 1 週間が過ぎ、作業が止まります。

決めてほしいことは、1 つずつ、選べる形で書きます。たとえば「通知はメールと社内チャットのどちらにしますか。来週の水曜までに決まると、月末の試しに間に合います」のように、選択肢と期限と、決まらないと何が止まるかを添えます。

進んだことは目的に対して書く

「画面を 3 つ作りました」は作業の報告で、お客様にはそれが良いのか分かりません。「請求の突き合わせを、担当者 2 人が本物のデータで試せる所まで来ました」のように、目的に対してどこまで来たかを書きます。

数字は、目的に近い物を選びます。たとえば、試した件数、手で直さずに済んだ件の割合、1 件あたりの時間などです。先週と比べた変化を並べると、進んでいるかどうかが一目で分かります。

悪い知らせを早く

遅れや問題は、報告に書きにくいものです。けれども、遅れを知るのが遅いほど、お客様が打てる手は減ります。分かった時点で、週の報告を待たずに知らせ、次の 3 つを一緒に書きます。

  • 何が起きたか事実だけを短く
  • 何に響くか期限、費用、範囲のどれに、どのくらい
  • どう手当てするかこちらの案と、お客様に決めてほしいこと

トレードオフ

報告を詳しく書くほど、記録としては残りますが、読まれにくくなり、書く時間も作る時間から削られます。短くするほど読まれますが、背景が伝わらないことがあります。本文は短く保ち、細かい記録は別の文書に置いて、報告からリンクします。

よくある間違い

  • やった作業を並べるだけにするお客様は、それで前に進んだのかが分かりません
  • 決めてほしいことを本文の途中に書く読まれずに 1 週間が過ぎ、作業が止まります
  • 悪い知らせを次の報告まで待つ知るのが遅いほど、お客様が打てる手が減ります

深掘りの問い

  • 「決めてほしいことに、お客様が返事をくれないときは」期限の前に一度だけ短く声をかけ、決まらないときはどちらで進めるかの案を書いて、反対が無ければその案で進めると伝える、と答えます
  • 「数字が悪くなった週は、どう書きますか」そのまま書き、理由の見立てと、来週に何を試すかを添える、と答えます
  • 「報告の相手が、現場と役員で違うときは」同じ中身から、役員向けには決めてほしいことと数字だけを抜いた短い版を作る、と答えます

確認日 2026年10月30日書き手 小尾 知希 (講師)

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