お客様の現場で、作った仕組みが止まったり誤ったりしたら、まず何をしますか

原因探しより先に、手作業に戻す、前の版に戻すなどで業務を止めない回避をとる。お客様への第一報を早く出し、分かっていることと分かっていないことを分け、次の報告の時刻を言う、と答える問い。

まず 4 択で考える

2 問

答えに入れるべき考えを選びます。選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。そのあと下の欄で、自分の言葉で答えてみます。

  1. 問 1お客様の現場で作った仕組みが止まったとき、最初の一手としていちばん合うのはどれか

  2. 問 2原因がまだ分からない段階での、お客様への第一報として合うのはどれか

2 問中 0 問に答えました

答えてみる

面接官に「お客様の現場で、作った仕組みが止まったり誤ったりしたら、まず何をしますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で、声に出して答えてみます。

解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「お客様の現場で、あなたの作った仕組みが止まりました。最初に何をしますか」
  • 「AI の仕組みが誤った答えを出していると、お客様から連絡が来たらどうしますか」
  • 「原因がまだ分からないとき、お客様に何を伝えますか」

面接官が見ている点

  • 原因探しに飛びつかず、先にお客様の業務を守る手を打てるか
  • 悪い知らせを、まとまる前に早く伝えられるか
  • 分かっていることと分かっていないことを分け、推測を事実のように話さないか

短い答え

  • 原因を探す前に、業務を止めない回避をとります。手作業の手順に戻す、前の版に戻す、誤る機能だけを止める、のどれかです。
  • お客様の担当へ、まとまるのを待たずに第一報を出します。分かっていることと分かっていないことを分けて話し、次の報告の時刻を言います。
  • 業務が落ち着いてから原因を探し、直したことと残ったことを報告します。

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少し詳しい答え

先に業務を守る

お客様にとって大事なのは、こちらの仕組みが直ることより、自分たちの業務が回ることです。だから最初の手は、原因探しではなく回避です。

  • 手作業に戻す仕組みを入れる前のやり方に、いったん戻してもらう
  • 前の版に戻す昨日まで動いていた版があれば、それに戻す
  • 誤る機能だけを止める AI の答えが誤るなら、その機能を止めて人の確認に回す

どの回避をとるかは、お客様の担当と決めます。手作業に戻すと担当の手間が増えるので、こちらだけで決めずに相談します。本番に出す前に、手作業へ戻す手順と前の版への戻し方を決めておくと、ここで迷いません。

第一報は早く

止まったと気づいたら、まとまった説明ができるのを待たずに、お客様の担当へ第一報を出します。お客様が先に気づいて問い合わせてくるより、こちらから伝えるほうが信頼を保てます。

第一報の欄書く中身
起きていること注文の取り込みが 10 時 20 分から止まっている
業務への響き今朝の注文が画面に出ていない
とった回避手作業の取り込みに戻してもらうよう相談中
分かっていない事原因、止まった件数の正確な数
次の報告11 時 00 分に、件数と見通しを伝える

分かっていることと分かっていないことを分ける

報告では、確かめた事実と、まだ推測の事を分けて話します。「たぶん相手の仕組みのせいです」のように推測を事実のように言うと、外れたときに信頼を失い、お客様の社内の判断も誤らせます。分からないことは「まだ分かっていません。何時までに確かめます」と言います。

次の報告の時刻を言うのは、何も進んでいなくても必ず連絡するためです。時刻を言っておくと、お客様は社内へ説明しやすく、何度も問い合わせずに済みます。

原因探しはそのあと

業務が回避で落ち着いてから、記録を見て原因を探します。直したら、何が起きたか、何をしたか、また起きないために何をするかを短くまとめて報告します。振り返りの文書の書き方は別の問いに任せ、ここでは現場で業務を守る順番を優先します。

トレードオフ

回避を先にとると業務は守れますが、手作業に戻した間は担当の手間が増え、原因を確かめる手がかりが消えることもあります。原因探しを先にすると直る道は早く見えるかもしれませんが、その間お客様の業務は止まったままです。回避をとる前に、そのときの記録や画面を残してから戻すと、両方の損を小さくできます。

よくある間違い

  • 原因が分かるまで連絡しないお客様が先に気づき、隠していたように見えてしまいます
  • 推測を事実のように話す外れたときに信頼を失い、お客様の社内の判断を誤らせます
  • 黙って直してから伝える直す途中で業務をさらに止めるおそれがあり、何が起きたかもお客様に残りません

深掘りの問い

  • 「前の版に戻すとデータが合わなくなるときは」戻す前に、その間に入ったデータをどう扱うかをお客様と決め、戻さずに機能だけ止める道も比べる、と答えます
  • 「お客様が強く怒っているときは」言い訳より先に業務への響きと回避を伝え、次の報告の時刻を約束して、その時刻を守る、と答えます
  • 「夜中に止まったら」本番に出す前に、だれに、どの順で連絡するかをお客様と決めておき、その手順に沿う、と答えます

確認日 2026年10月30日書き手 小尾 知希 (講師)

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