チームの人の成果が伸び悩んでいるとき、どう関わりますか

経験と仕事の進め方

決めつけずに 1 対 1 で話を聞き、期待のずれ、仕事の合い方、環境のどこに原因があるかを見てから、確かめられる小さな目標を一緒に決めて短い間隔で振り返る、と答える問い。評価や身の上のことは、役割の分担に沿って上の人とつなぐところまで話します。

まず 4 択で考える

2 問

答えに入れるべき考えを選びます。選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。そのあと下の欄で、自分の言葉で答えてみます。

  1. 問 1チームの人の成果が伸び悩んでいる。テックリードの最初の関わり方として良いものはどれか

  2. 問 2原因が分かったあとの目標の立て方として、良いものはどれか

2 問中 0 問に答えました

答えてみる

面接官に「チームの人の成果が伸び悩んでいるとき、どう関わりますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で、声に出して答えてみます。

解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「チームの中で成果が出ていない人がいたら、どうしますか」
  • 「レビューで同じ指摘が何度も続く人がいたら」
  • 「やる気が落ちているように見える人に、どう声をかけますか」

面接官が見ている点

  • 「やる気が無い」「できない人」と決めつけず、原因を探しているか
  • 印象ではなく、事実をもとに話しているか
  • 小さな目標と短い振り返りで、変化を一緒に作ろうとしているか

短い答え

  • まず 1 対 1 で話を聞き、期待のずれ、仕事の合い方、環境のどこに原因があるかを見ます。
  • 原因に合わせて、毎回確かめられる小さな目標を一緒に決め、短い間隔で振り返ります。
  • 体調や家庭のことが関わりそうなら深く聞かず、評価や働き方は役割の分担に沿って上の人とつなぎます。

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少し詳しい答え

原因を探す

伸び悩みの原因は、本人の力だけとは限りません。よくある原因は次の通りです。

  • 期待のずれ何をどこまでやれば良いかが、本人に伝わっていない
  • 仕事の合い方今の仕事が本人の得意や経験から離れすぎている
  • 環境割り込みの仕事が多い、レビューの待ちで止まる、相談できる人がいない

話すときは「最近遅い」のような印象ではなく、「この 2 つの変更で、レビューの往復が多かった」のような事実を出します。そのうえで、本人がどこで困っているかを聞きます。本人が気づいていない原因が、話すうちに見つかることもあります。

小さな目標と短い振り返り

原因が分かったら、1 週間から 2 週間で確かめられる小さな目標を一緒に決めます。「設計の相談を書く前に 1 回する」「プルリクエストを小さく分けて出す」のように、できたかどうかがはっきり分かる物にします。

振り返りは短い間隔で行い、できたことは具体的に伝えます。詰まりが続くなら、仕事の割り振りを変える、詳しい人と組んで作業する (ペア作業) など、環境のほうを変えることも考えます。

自分の役割の外は、つなぐ

体調や家庭のことのように仕事の外の事情が関わりそうなら、深く聞き出しません。評価や働き方の調整を持つ人 (マネージャーや人事) が別にいるなら、本人の了解をとってつなぎます。後輩の育て方そのものは別の問いで扱うので、ここでは伸び悩んだときの関わり方に絞ります。

話す例は、架空の例で構いません。「話を聞くと、何を期待されているかが伝わっていなかったので、目標を書き出して週ごとに振り返った」のように、原因を見つけて変えた話を 1 つ用意します。

よくある間違い

  • やる気の問題と決めつけて、もっと頑張るよう強く言う原因が環境や期待のずれなら、変わりません
  • 周りの人に代わりにやってもらい、本人には簡単な仕事だけ渡す本人が伸びる機会が無くなります
  • 評価の時期まで様子を見て、そのときにまとめて伝える本人は直す時間も無く、驚くだけです
  • 大きな目標を 1 つ渡して、期末にできたかだけを見る途中で詰まっても、だれも気づけません

深掘りの問い

  • 「話を聞いても、本人が困っていないと言ったら」期待している姿と今の差を事実で示し、本人の見え方とのずれを一緒に確かめる、と答えます
  • 「チームのほかの人から不満が出ていたら」不満は事実に分けて受け取り、本人には自分の見た事実として伝える、と答えます
  • 「何か月たっても変わらなかったら」仕事や役割が合っていない見込みも含めて、上の人と次の手を相談する、と答えます

確認日 2026年10月30日書き手 小尾 知希 (講師)

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