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開発・Git・設計初級図解あり

コードレビューとは?

読み方:コードレビュー

最終更新:2026/08/18

3秒でわかる

書いたコードを別の人が読んで指摘する工程。バグを本番前に見つけ、書き方の基準と仕様の知識をチームに広げるために行います。

30秒図解

コードレビューは作者の変更を別の人が4つの観点で読み、400行を超える差分は分割を検討し、承認後に本流へ取り込む工程
レビューはコードを責めず、差分の穴を本番前に見つける

もう少し詳しく

どういうものか

コードレビューは、変更されたコードを作者以外の人が読み、取り込む前に指摘や質問を返す工程です。GitHub や GitLab ではプルリクエストマージリクエスト)の画面で差分に行単位のコメントを付け、承認が集まってはじめて本流のブランチに取り込める、という運用が一般的です。

見る観点は主に4つあります。仕様どおり動くか、境界や異常系が抜けていないか、半年後の他人が読めるか、そして既存の設計や命名から浮いていないか、です。

なぜ必要か

自分が書いたコードの穴は、書いた本人が一番見つけにくいものです。頭の中に「こう動くはず」という前提があるため、その前提が間違っている箇所こそ読み飛ばします。他人が読むと、その前提を共有していないぶん素直に穴を踏みます。

もうひとつの効果は知識の分散です。ある機能を書ける人がひとりしかいない状態は、その人が休んだ瞬間に手が止まります。レビューを通すたびに、最低でももうひとりがその領域を読んだことになります。

具体例

指摘は、何が問題かと、なぜ問題かをセットで書くと通じます。

悪い指摘 「ここダメです」 「なんでこう書いたんですか」 通じる指摘 「items が空配列のとき items[0] で落ちます。 長さ0のケースを先に返す形にできますか」 「この関数名の get だと副作用が無いように読めますが、 中でDBに書いています。save 系の名前が近いと思います」
# レビューで指摘されやすい書き方 def get_user_total(items): total = 0 for i in range(len(items)): total += items[i]["price"] * items[i]["qty"] return total / len(items) # 空配列でZeroDivisionError # 指摘を反映した形 def average_order_amount(items): if not items: return 0 total = sum(item["price"] * item["qty"] for item in items) return total / len(items)

つまずきやすいところ

差分が大きすぎるとレビューは形だけになります。1000行の変更に対して出る指摘は、100行の変更に対する指摘より少ない、というのが現場でよく起きることです。読み切れないので目が滑り、承認だけが押されます。目安として1回400行を超えたら分割を検討します。

指摘する側でありがちなのは、好みと問題を区別せずに並べることです。落ちる、遅い、危ない、といった直すべき指摘と、自分ならこう書く、という好みが同列に並ぶと、受け手はどれを直せばよいか判断できません。好みの指摘には「これは好みなので任せます」と添えます。

受ける側は、指摘をコードへの評価として受け取ると消耗します。読む相手はコードであって書き手ではありません。

似た用語との違い

対象
コードレビュー変更差分を人が読んで指摘する
静的解析ツールが機械的に規約違反やバグの型を検出する
ペアプログラミング書く時点で2人で見る。レビューを事後ではなく同時に行う

次に学ぶ

テストとは?

知識のつながり

サイドバーと同じ推奨ルート・関連語を、まとめて確認できます。

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