エンジニアの採用面接で、何を見ますか

経験と仕事の進め方

見る点と聞く問いを先に決め、全員に同じ物差しで聞いて記録する、と答える問い。仮の話ではなく実際にやった場面を掘り下げて考え方と学び方を見ること、話のうまさや経歴の名前に引っ張られないことまで話します。

まず 4 択で考える

2 問

答えに入れるべき考えを選びます。選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。そのあと下の欄で、自分の言葉で答えてみます。

  1. 問 1面接官によって評価がばらつかないようにするための進め方として、良いものはどれか

  2. 問 2候補者の経験と考え方を確かめる聞き方として、良いものはどれか

2 問中 0 問に答えました

答えてみる

面接官に「エンジニアの採用面接で、何を見ますか」と聞かれたつもりで、答えを見る前に自分の言葉で、声に出して答えてみます。

解説を読む

聞かれ方から関連するコースまで、この問いの解説を全部ここに置いています。

こう聞かれます

  • 「採用の面接官をするとき、何を見ていますか」
  • 「技術の力は、面接でどう確かめますか」
  • 「面接官によって評価がばらつかないように、何をしていますか」

面接官が見ている点

  • その場の印象ではなく、先に決めた物差しで見ているか
  • 知識の量だけでなく、考え方、学び方、一緒に働けるかを見ようとしているか
  • 自分の思い込み (話のうまさ、経歴の名前、自分と似た人への好み) に気づいているか

短い答え

  • 役割に要る力から、見る点と聞く問いを先に決め、候補者の全員に同じ物差しで聞いて記録します。
  • 仮の話ではなく、実際にやった場面を聞き、そのとき何を考えてどう決めたかを掘り下げます。
  • 話のうまさや経歴の名前に引っ張られないように、面接のすぐあとに見た事実を書き、ほかの面接官と突き合わせます。

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少し詳しい答え

物差しを先に決める

面接の前に、その役割で入ってすぐに要る力と、入ってから伸ばせばよい力を分けます。たとえば「設計の判断を言葉にできる」「レビューで理由を添えて指摘できる」のように、見る点を数個に絞ります。

候補者ごとに聞く問いを変えると比べられません。主な問いと、何が言えれば良いかの目安を決め、全員に同じ順で聞きます。面接官が変わっても、同じ物差しで見られるようにするためです。

実際にやった場面を掘り下げる

「もしこうなったら、どうしますか」という仮の話は、うまく答えられても、本当にそう動くかは分かりません。「実際にあった難しい不具合の話を聞かせてください」と聞き、「そのとき何を調べましたか」「ほかの案は考えましたか」「次にやるなら何を変えますか」と掘り下げます。

技術の力は、本人が書いたコードや作った物を説明してもらうと見えます。なぜその設計にしたか、何を捨てたかを言えるかを見ます。知らないことを聞かれたときに、知らないと言えるか、どう調べるかを話せるかも大事な点です。

思い込みを抑える

人は、話がうまい人、有名な会社にいた人、自分と似た人を高く見がちです。面接のすぐあとに、印象ではなく聞いた事実を書き、それから点を付けます。点はほかの面接官と話す前に付け、あとで突き合わせます。

仕事と関係の無い身の上のこと (家族や出身地など) は聞きません。面接は相手もこちらを選ぶ場なので、チームの良い所も困っている所も正直に伝えます。

話す例は、架空の例で構いません。「面接官ごとに評価がばらついていたので、見る点と問いをそろえた」「仮の話をやめ、実際の場面を掘り下げる聞き方に変えた」のように、面接のしかたを良くした話を 1 つ用意します。

よくある間違い

  • 会話の流れに任せ、話していて楽しかった人を通す物差しがなく、話のうまさに引っ張られます
  • 有名な会社にいたことを、経歴だけで高く見るその人が実際に何をしたかを見ていません
  • 難しい問題が解けたかの 1 点で決める実務で要る設計の判断や一緒に働く力が見えません
  • 仮の話だけを聞く答えがうまくても、本当にそう動くかは分かりません

深掘りの問い

  • 「面接官どうしで評価が割れたら」書いた事実を並べて、物差しのどこで割れたかを確かめてから決める、と答えます
  • 「経験の浅い人を採るときは何を見ますか」今の知識より、分からないことをどう調べて身につけてきたかを見る、と答えます
  • 「入ったあと、採用の判断が合っていたかは確かめますか」入って数か月の様子と面接の記録を見比べ、物差しを直す、と答えます

確認日 2026年10月30日書き手 小尾 知希 (講師)

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