問2 アンチパスバックの仕組み

情報セキュリティ​マネジメント試験 令和5年度 公開問題、全15問のうちの問2。

出典:令和5年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問2

入室時と退室時に ID カードを用いて認証を行い,入退室を管理する。このとき,入室時の認証に用いられなかった ID カードでの退室を許可しない,又は退室時の認証に用いられなかった ID カードでの再入室を許可しないコントロールを行う仕組みはどれか。

  1. アTPMOR(Two Person Minimum Occupancy Rule)
  2. イアンチパスバック
  3. ウインターロックゲート
  4. エパニックオープン
答えと解説を開く

正解はイです。

入退室を ID カードで管理していても、前の人に続いてカードをかざさずに入る「共連れ」をされると、入室の記録が残りません。アンチパスバックは、カードごとに「今は室内にいるか、室外にいるか」を覚えておき、入室の記録が無いカードでの退室や、退室の記録が無いカードでの再入室を拒みます。共連れで入った人は、出るときにカードが通らなくなるので、共連れの防止と記録の正しさにつながります。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アTPMOR は、室内に最低 2 人がいる状態を保つように入退室を制御する仕組みです。1 人だけで室内に残ったり、1 人だけで入室したりすることを防ぐもので、カードの入退の記録の対応を見る仕組みではありません。
  • ウインターロックゲートは、2 つの扉の片方が閉まらないともう片方が開かないようにした出入口です。一度に 1 人ずつ通すことで共連れを防ぎますが、カードの入退の記録を照らす仕組みではありません。
  • エパニックオープンは、火災などの非常時に電子錠を自動で開けて、中の人が逃げられるようにする仕組みです。

仕組み

アンチパスバックの「パスバック」は、通ったカードを後ろの人に渡して使い回すことです。入と出の記録が対になっていないカードを止めることで、こうした使い回しや共連れを防ぎます。

物理的な入退室管理の言葉は、何を防ぐための仕組みかで見分けます。共連れを防ぐのがアンチパスバックとインターロックゲート、人の安全を守るのがパニックオープン、1 人だけの作業を防ぐのが TPMOR です。

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