問43 プロジェクトの進み方とリスクの変わり方

情報セキュリティ​マネジメント試験 令和元年度 秋期 午前、全50問のうちの問43。

出典:令和元年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問43

プロジェクトライフサイクルの一般的な特性はどれか。

  1. ア開発要員数は,プロジェクト開始時が最多であり,プロジェクトが進むにつれて減少し,完了に近づくと再度増加する。
  2. イステークホルダがコストを変えずにプロジェクトの成果物に対して及ぼすことができる影響の度合いは,プロジェクト完了直前が最も大きくなる。
  3. ウプロジェクトが完了に近づくほど,変更やエラーの修正がプロジェクトに影響する度合いは小さくなる。
  4. エリスクは,プロジェクトが完了に近づくにつれて減少する。
答えと解説を開く

正解はエです。

プロジェクトの初めは、要件も作り方もまだ固まっておらず、何が起きるか分からない部分が多くあります。作業が進み、成果物ができていくにつれて、不確かな部分は一つずつ片付いていきます。そのため、リスクはプロジェクトの開始時が最も大きく、完了に近づくにつれて減ります。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア要員の数は、ふつう開始時は少なく、中盤で最も多くなり、終わりに向けて減っていきます。開始時が最多ではありません。
  • イコストを変えずに成果物に影響を与えられる度合いは、開始時が最も大きく、進むにつれて小さくなります。完了の直前は、変えようとすると大きなコストがかかります。
  • ウ完了に近づくほど、作った物が積み重なっているので、変更やエラーの修正にかかる手間と影響は大きくなります。

仕組み

プロジェクトの初めは「変えやすいが、分からないことが多い」、終わりは「分かっているが、変えにくい」と覚えます。だから、要件の確認や設計の見直しは、できるだけ早い段階に行うほど安く済みます。

要員の数やコストの使い方は、山の形 (初めは少なく、中盤で最も多く、終わりで減る) を描くのがふつうです。