問3 登録局 RA の役割

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 春期 午前II、全25問のうちの問3。

出典:令和6年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問3(ふりがなを省いた)

PKI(公開鍵基盤)を構成する RA(Registration Authority)の役割はどれか。

  1. アデジタル証明書にデジタル署名を付与する。
  2. イデジタル証明書に紐づけられた属性証明書を発行する。
  3. ウデジタル証明書の失効リストを管理し,デジタル証明書の有効性を確認する。
  4. エ本人確認を行い,デジタル証明書の発行申請の承認又は却下を行う。
答えと解説を開く

正解はエです。

PKI では、認証局の仕事を分けて持つことがあります。RA (登録局) は申込みの窓口で、申請者が本当に名乗るとおりの人や組織かを確かめ、発行してよいかを決めます。認められた申請を受けて、実際に証明書を作り署名するのは IA (発行局) などの認証局の側です。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア証明書にデジタル署名を付けるのは、証明書を発行する認証局 (発行局) の仕事です。RA は署名をしません。
  • イ属性証明書は、役職や権限などの属性を示す証明書で、属性認証局が発行します。RA の役割ではありません。
  • ウ失効リスト (CRL) を管理し、証明書が失効していないかを答えるのは、認証局や、その問合せに答えるリポジトリや OCSP の役割です。

仕組み

認証局の仕事は、申請を受け付けて確かめる登録局 (RA) と、証明書を作って署名する発行局 (IA) に分けて考えると整理できます。会社の中で RA だけを受け持ち、発行は外の認証局に任せる形もあります。

証明書の信頼は、最初の本人確認の確かさに支えられています。署名がどれだけ強くても、別人に発行してしまえば、その証明書は偽者を本物に見せてしまいます。

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