問29 LAN ケーブルで給電する仕組み

応用情報​技術者試験 令和7年度 春期 午前、全80問のうちの問29。

出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問29

無線 LAN のアクセスポイントや IP 電話機などに,LAN ケーブルを利用して給電も行う仕組みはどれか。

  1. アPLC
  2. イPoE
  3. ウUPS
  4. エUSB
答えと解説を開く

正解はイです。

PoE は、イーサネットの LAN ケーブルを使って、通信と同時に電力も届ける仕組みです。電源の取りにくい天井に付ける無線 LAN のアクセスポイントや、机の上の IP 電話機、監視カメラなどを、ケーブル 1 本でつなげます。電力は、PoE に対応したスイッチなどから送ります。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アPLC (Power Line Communication) は、反対に、電気の配線 (電力線) を使って通信を行う仕組みです。
  • ウUPS は無停電電源装置で、停電したときに電池から電力を送り、機器が急に止まらないようにする装置です。
  • エUSB は機器どうしをつなぐ規格で、電力も送れますが、LAN ケーブルを使うものではありません。

仕組み

PoE を使うと、機器の近くにコンセントが無くても設置できるので、配線の工事を減らせます。

PoE のスイッチは、送れる電力の合計に上限があります。つなぐ機器の数と消費電力の合計を見て選びます。