問19 リバースブルートフォース攻撃

情報セキュリティ​マネジメント試験 令和元年度 秋期 午前、全50問のうちの問19。

出典:令和元年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問19

リバースブルートフォース攻撃に該当するものはどれか。

  1. ア攻撃者が何らかの方法で事前に入手した利用者 ID とパスワードの組みのリストを使用して,ログインを試行する。
  2. イパスワードを一つ選び,利用者 ID として次々に文字列を用意して総当たりにログインを試行する。
  3. ウ利用者 ID,及びその利用者 ID と同一の文字列であるパスワードの組みを次々に生成してログインを試行する。
  4. エ利用者 ID を一つ選び,パスワードとして次々に文字列を用意して総当たりにログインを試行する。
答えと解説を開く

正解はイです。

普通のブルートフォース (総当たり) 攻撃は、利用者 ID を 1 つに決めて、パスワードを次々に試します。これは、同じ ID で何回か失敗したらロックする、という対策で止められます。リバースブルートフォース攻撃はその逆で、「1⁠2⁠3⁠4⁠5⁠6」のようによく使われるパスワードを 1 つ決め、利用者 ID のほうを次々に変えて試します。1 つの ID あたりの失敗は 1 回だけなので、ID ごとのロックに引っ掛かりにくいのが特徴です。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア事前に手に入れた ID とパスワードの組をそのまま使ってログインを試すのは、パスワードリスト攻撃の説明です。
  • ウID と同じ文字列をパスワードとして試すのは、ID とパスワードを同じにしているアカウント (ジョーアカウント) を狙う攻撃の説明です。
  • エID を 1 つ決めてパスワードを次々に試すのは、普通のブルートフォース攻撃の説明です。

仕組み

見分け方は「何を固定し、何を変えるか」です。ID を固定してパスワードを変えるのがブルートフォース、パスワードを固定して ID を変えるのがリバースブルートフォースです。

リバースブルートフォースは ID ごとのロックでは止めにくいので、同じ送信元から多くの ID へのログインの失敗が続くことを見張る、多要素認証を入れる、推測されやすいパスワードを登録させない、といった対策を組み合わせます。

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