問19 サブミッションポートの説明

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 春期 午前II、全25問のうちの問19。

出典:令和6年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問19

TCP のサブミッションポート(ポート番号 5⁠8⁠7)の説明として,適切なものはどれか。

  1. アFTP サービスで,制御用コネクションのポート番号 2⁠1 とは別にデータ転送用に使用する。
  2. イWeb サービスで,ポート番号 8⁠0 の HTTP 要求とは別に,サブミットボタンをクリックした際の入力フォームのデータ送信に使用する。
  3. ウコマンド操作の遠隔ログインで,通信内容を暗号化するために TELNET のポート番号 2⁠3 の代わりに使用する。
  4. エ電子メールサービスで,迷惑メール対策などのために SMTP のポート番号 2⁠5 の代わりに使用する。
答えと解説を開く

正解はエです。

迷惑メールの多くは、感染した PC などからメールサーバへ直接、2⁠5 番ポートで送られます。そこでプロバイダは、利用者の回線から外の 2⁠5 番ポートへの通信を止める OP2⁠5B (Outbound Port 2⁠5 Blocking) を行います。その代わり、正しい利用者がメールを送るときは、自分のメールサーバの 5⁠8⁠7 番ポート (サブミッションポート) に接続し、SMTP-⁠AUTH で ID とパスワードを確かめてから送ります。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アFTP で制御用の 2⁠1 番とは別にデータの転送に使うのは、2⁠0 番ポートです (アクティブモードの場合)。
  • イフォームの送信ボタンを押したときのデータも、ふつうの HTTP の要求として 8⁠0 番 (HTTPS なら 4⁠4⁠3 番) で送られます。送信用に別のポートを使うことはありません。
  • ウTELNET の代わりに通信を暗号化して遠隔ログインするのは SSH で、2⁠2 番ポートを使います。

仕組み

2⁠5 番ポートは、メールサーバどうしがメールを受け渡すために残しておきます。利用者からメールサーバへの送り出しは 5⁠8⁠7 番、と使い分けることで、認証のない送信を減らせます。

5⁠8⁠7 番では、送る前に SMTP-⁠AUTH で利用者を確かめます。さらに STARTTLS で通信を暗号化すれば、ID とパスワードも盗み見られにくくなります。

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