LPIC-⁠1 106 ユーザーインターフェイスとデスクトップ 問題

ゆめさくが作った練習問題です。本試験の問題ではありません。

1⁠0⁠6 ユーザーインターフェイスとデスクトップの問題を1⁠0問、小分野ごとにまとめました。選ぶと、その場で正誤と解説が出ます。

ログインなしで解けます。答えはこのブラウザの中だけに残り、どこにも送りません。

この分野の小分野

  • 1⁠0⁠6.1 X1⁠1 を導入して設定する(5問)
  • 1⁠0⁠6.2 グラフィカルなデスクトップ(2問)
  • 1⁠0⁠6.3 アクセシビリティ(3問)

106 ユーザーインターフェイスとデスクトップの問題

10 問

選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。選んだ答えは変えられません。

  1. 106.1 X11 を導入して設定する

    問 1X Window System で、キーボードとマウスの入力を受け取り、アプリから頼まれた内容を実際に画面へ表示する役は、どれが受け持ちますか。

  2. 問 2環境変数 DISPLAY の役割として正しいものはどれですか。

  3. 問 3X サーバーへの接続を、ホストの単位ではなく秘密の合言葉 (MIT-MAGIC-COOKIE-1) で許す仕組みがある。その合言葉を ~/.Xauthority に出し入れするコマンドはどれですか。

  4. 問 4X11 の後を継ぐ表示の仕組みで、表示のサーバーと窓の合成 (コンポジター) を 1 つにまとめたものはどれですか。

  5. 問 5/etc/X11/xorg.conf (または xorg.conf.d の下のファイル) で、キーボードやマウスの設定を書くセクションはどれですか。

  6. 106.2 グラフィカルなデスクトップ

    問 6起動したあとグラフィカルなログイン画面を出し、ログインしたらデスクトップの環境を始める役のソフトはどれですか。

  7. 問 7Windows の標準のリモートデスクトップでも使われるプロトコルで、Linux では xrdp などのサーバーで受けられるものはどれですか。

  8. 106.3 アクセシビリティ

    問 8キーを一定の時間押し続けたときだけ入力として受け付け、うっかり触れただけのキーを無視するアクセシビリティの機能はどれですか。

  9. 問 9Ctrl や Shift を押したまま別のキーを押すのが難しい人のために、修飾キーを 1 回押して離すと、次に押したキーと組で効くようにする機能はどれですか。

  10. 問 10GNOME の環境で使われ、画面の文字や操作の様子を音声で読み上げたり点字ディスプレイに出したりするスクリーンリーダーはどれですか。

10 問中 0 問に答えました

解説の一覧

解いたあとに読み返せるよう、全問の解説を並べています。問いを開くと解説が出ます。

1⁠0⁠6.1 X1⁠1 を導入して設定する

問1X Window System で、キーボードとマウスの入力を受け取り、アプリから頼まれた内容を実際に画面へ表示する役は、どれが受け持ちますか。

正解は利用者の手元で動く X サーバーです。X では画面と入力の機器を持つ側が X サーバーで、アプリ (X クライアント) は X サーバーに描いてほしい物を頼みます。そのため遠くのサーバーで動くアプリでも、手元の X サーバーに窓を出せます。ディスプレイマネージャーはログインを受け持ち、ウィンドウマネージャーは窓の配置や飾りを決める特別なクライアントです。

問2環境変数 DISPLAY の役割として正しいものはどれですか。

正解は X クライアントが、どのホストの何番目の X サーバーに窓を出すかを示すことです。X クライアントは DISPLAY を読み、ホスト名と表示の番号で示された X サーバーに接続して窓を出します。解像度は xrandr や xorg.conf、デスクトップ環境はディスプレイマネージャーで選び、接続を許す先は xhost や xauth で扱います。

問3X サーバーへの接続を、ホストの単位ではなく秘密の合言葉 (MIT-⁠MAGIC-⁠COOKIE-⁠1) で許す仕組みがある。その合言葉を ~/.Xauthority に出し入れするコマンドはどれですか。

正解は xauth です。xauth は ~/.Xauthority にある合言葉 (クッキー) を一覧したり、取り出して別のホストへ写したりします (ssh -X もこの仕組みを使う)。xhost はホストや利用者の単位で接続を許す古い方法、xrandr は画面の解像度や向きを変える道具、xdpyinfo は X サーバーの情報を表示する道具です。

問4X1⁠1 の後を継ぐ表示の仕組みで、表示のサーバーと窓の合成 (コンポジター) を 1 つにまとめたものはどれですか。

正解は Wayland です。Wayland ではコンポジターが表示のサーバーを兼ね、アプリが描いた内容をまとめて画面に出します (X1⁠1 のアプリは XWayland で動かせる)。XDMCP は遠くの X サーバーにログイン画面を出す仕組み、VNC は画面を丸ごと送る遠隔操作の仕組み、Xinerama は複数の画面を 1 つにつなぐ X の拡張です。

問5/etc/X1⁠1/xorg.conf (または xorg.conf.d の下のファイル) で、キーボードやマウスの設定を書くセクションはどれですか。

正解は InputDevice です。InputDevice のセクションに、入力の機器ごとのドライバーや配列などを書きます (今は InputClass で種類ごとにまとめて書くことも多い)。Monitor は表示の機器、Device はグラフィックカードとそのドライバー、Screen は Monitor と Device の組と色の深さや解像度を書くセクションです。

1⁠0⁠6.2 グラフィカルなデスクトップ

問6起動したあとグラフィカルなログイン画面を出し、ログインしたらデスクトップの環境を始める役のソフトはどれですか。

正解はディスプレイマネージャー (GDM、LightDM、SDDM など) です。ディスプレイマネージャーは X サーバー (または Wayland のコンポジター) を立ち上げてログイン画面を出し、認証のあとで選ばれたデスクトップの環境を始めます。ウィンドウマネージャーは窓の配置や枠を決めるもの、ターミナルエミュレーターは窓の中でシェルを使うためのアプリで、ログインは受け持ちません。

問7Windows の標準のリモートデスクトップでも使われるプロトコルで、Linux では xrdp などのサーバーで受けられるものはどれですか。

正解は RDP です。RDP (Remote Desktop Protocol) は Windows のリモートデスクトップの方式で、Linux では xrdp が RDP の接続を受けて画面を渡します。SPICE は主に KVM の仮想マシンの画面を送る方式、XDMCP は X のログイン画面を遠くに出す方式、SMTP はメールを送るプロトコルです。

1⁠0⁠6.3 アクセシビリティ

問8キーを一定の時間押し続けたときだけ入力として受け付け、うっかり触れただけのキーを無視するアクセシビリティの機能はどれですか。

正解はスローキーです。スローキーは、決めた時間押し続けたキーだけを受け付けるので、指が当たっただけの入力を防げます。スティッキーキーは Shift などを押したままにしなくてよくする機能、バウンスキーは同じキーが短い間に何度も押されたとき 2 回目以降を無視する機能、マウスキーはテンキーでマウスのポインターを動かす機能です。

問9Ctrl や Shift を押したまま別のキーを押すのが難しい人のために、修飾キーを 1 回押して離すと、次に押したキーと組で効くようにする機能はどれですか。

正解はスティッキーキーです。スティッキーキーを有効にすると、修飾キーが押された状態のまま残り、次のキーと組み合わせて入力されます。スローキーは長く押したキーだけを受け付ける機能、バウンスキーは続けて押された同じキーを無視する機能、トグルキーは Caps Lock などを押したときに音で知らせる機能です。

問10GNOME の環境で使われ、画面の文字や操作の様子を音声で読み上げたり点字ディスプレイに出したりするスクリーンリーダーはどれですか。

正解は Orca です。Orca は GNOME などで使えるスクリーンリーダーで、画面の内容を音声の合成や点字ディスプレイで伝えます。xrandr は画面の解像度や向きを変える道具、GDM は GNOME のディスプレイマネージャー、Xinerama は複数の画面を 1 つにつなぐ X の拡張です。

ほかの分野

  • 101 システムアーキテクチャ

    1⁠0⁠1.1 ハードウェアの設定を確かめて変える、1⁠0⁠1.2 システムを起動する、1⁠0⁠1.3 ランレベルとブートターゲットの切り替え、停止と再起動

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  • LinuC レベル1 101試験対策(LPIC-1対応)

    102 インストールとパッケージ管理

    1⁠0⁠2.1 ハードディスクのレイアウトを設計する、1⁠0⁠2.2 ブートマネージャーを導入する、1⁠0⁠2.3 共有ライブラリを管理する、1⁠0⁠2.4 Debian のパッケージ管理を使う、1⁠0⁠2.5 RPM と YUM のパッケージ管理を使う、1⁠0⁠2.6 仮想化のゲストとしての Linux

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  • 103 GNUとUnixのコマンド

    1⁠0⁠3.1 コマンドラインで作業する、1⁠0⁠3.2 フィルタでテキストの流れを処理する、1⁠0⁠3.3 基本のファイル管理をする、1⁠0⁠3.4 ストリーム、パイプ、リダイレクトを使う、1⁠0⁠3.5 プロセスを作り、見張り、終わらせる、1⁠0⁠3.6 プロセスの実行の優先度を変える、1⁠0⁠3.7 正規表現でテキストファイルを探す、1⁠0⁠3.8 基本のファイル編集をする

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  • 104 デバイス、ファイルシステム、FHS

    1⁠0⁠4.1 パーティションとファイルシステムを作る、1⁠0⁠4.2 ファイルシステムの整合性を保つ、1⁠0⁠4.3 ファイルシステムのマウントとアンマウント、1⁠0⁠4.5 ファイルのパーミッションと所有者を管理する、1⁠0⁠4.6 ハードリンクとシンボリックリンクを作って変える、1⁠0⁠4.7 システムのファイルを探し、正しい場所に置く

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  • 105 シェルとシェルスクリプト

    1⁠0⁠5.1 シェル環境をカスタマイズして使う、1⁠0⁠5.2 簡単なスクリプトを作り、手直しする

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  • LinuC レベル1 102試験対策(LPIC-1対応)

    107 管理の仕事

    1⁠0⁠7.1 利用者とグループのアカウントと関係するファイルを管理する、1⁠0⁠7.2 ジョブを予約してシステム管理の仕事を自動にする、1⁠0⁠7.3 ローカライゼーションと国際化

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  • 108 重要なシステムサービス

    1⁠0⁠8.1 システムの時刻を保つ、1⁠0⁠8.2 システムのログ、1⁠0⁠8.3 メール転送エージェント (MTA) の基本、1⁠0⁠8.4 プリンターと印刷を管理する

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  • 109 ネットワークの基礎

    1⁠0⁠9.1 インターネットプロトコルの基礎、1⁠0⁠9.2 永続するネットワークの設定、1⁠0⁠9.3 基本のネットワークのトラブルシューティング、1⁠0⁠9.4 クライアント側の DNS を設定する

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  • 110 セキュリティ

    1⁠1⁠0.1 セキュリティの管理の仕事をする、1⁠1⁠0.2 ホストを守る設定、1⁠1⁠0.3 暗号でデータを守る

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LPIC-1の頁に、1⁠0分野の入口と試験の案内があります。

続きはゆめさくで

試験の知識を仕事につなげる一歩を、ここにまとめています。