問5 ロジックマッシュアップの例

基本情報​技術者試験 令和6年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問5。

出典:令和6年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問5

複数の Web サービスの入出力処理を連結させて新たなサービスを提供する,“ロジックマッシュアップ”の例はどれか。

  1. ア利用者が選択した飲食店情報のページを表示する際に,他の Web サービスが提供する地図コンテンツをアクセスマップとして表示する。
  2. イ利用者が選択した投資商品の情報を表示する際に,関連する経済指標のデータを複数の Web サービスから取得し,グラフに加工して表示する。
  3. ウ利用者が入力した予算の範囲で宿泊可能な施設のリストを他の Web サービスから取得し,それらの宿泊施設の空室状況を別の Web サービスから取得して表示する。
  4. エ利用者がマウスのドラッグで地図を操作した際に,Web ページ全体ではなく一部を読み直すことによって地図をスクロールして表示する。
答えと解説を開く

正解はウです。

マッシュアップは、複数の Web サービスを組み合わせて新しいサービスを作ることです。そのうちロジックマッシュアップは、あるサービスの出力を別のサービスの入力に渡すように、処理をつないで使う形です。ウでは、予算を入れて 1 つ目のサービスから施設のリストを受け取り、そのリストを 2 つ目のサービスに渡して空室状況を取っています。前のサービスの結果がないと次のサービスを呼べないので、入出力を連結しています。正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア別のサービスの地図を自分のページに並べて見せているだけです。画面の上で組み合わせる形で、サービスどうしの入出力はつながっていません。
  • イ複数のサービスからデータを集めてグラフにしていますが、各サービスは独立に呼ばれています。あるサービスの出力を次のサービスの入力にする連結ではありません。
  • エページの一部だけを読み直して表示を変えるのは、Ajax と呼ばれる画面の作り方の説明です。複数のサービスを連結する話ではありません。

仕組み

Web サービスは、ほかのプログラムから呼び出せる形 (API) で機能を公開しています。マッシュアップは、こうした API を組み合わせて、自分では持っていない機能やデータを使う作り方です。

見分け方は「前のサービスの結果を、次のサービスに渡しているか」です。渡していればロジックマッシュアップ、並べて表示しているだけなら画面の上での組合せです。

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