問6 斜めの線を滑らかに見せる手法

基本情報​技術者試験 令和6年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問6。

出典:令和6年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問6

液晶ディスプレイなどの表示装置において,傾いた直線の境界を滑らかに表示する手法はどれか。

  1. アアンチエイリアシング
  2. イシェーディング
  3. ウテクスチャマッピング
  4. エバンプマッピング
答えと解説を開く

正解はアです。

ディスプレイは四角い画素の集まりなので、斜めの線を描くと、ふちが階段のようなギザギザ (ジャギー) になります。アンチエイリアシングは、線のふちの画素に、線の色と背景の色の中間の色を置きます。こうすると色の変わり目がなだらかになり、人の目には滑らかな線に見えます。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イシェーディングは、光の当たり方に合わせて物体の面に陰影を付け、立体感を出す手法です。
  • ウテクスチャマッピングは、物体の表面に模様や写真などの画像を貼り付けて、質感を出す手法です。
  • エバンプマッピングは、表面の向き (法線) を少しずつずらして陰影を付け、細かな凹凸があるように見せる手法です。

仕組み

エイリアシングは、なめらかな形を粗い画素に置き換えたときに生じるギザギザなどのゆがみです。アンチは「防ぐ」なので、アンチエイリアシングはそれを和らげる処理です。

3 次元の画像を作る処理では、形を決めたあとに、シェーディングで陰影、テクスチャマッピングで模様、バンプマッピングで凹凸を加えていきます。アンチエイリアシングは最後に画素へ描くときの仕上げです。