AWS クラウドプラクティショナー クラウドの技術とサービス 問題

ゆめさくが作った練習問題です。本試験の問題ではありません。

クラウドの技術とサービスの問題を3⁠4問、小分野ごとにまとめました。選ぶと、その場で正誤と解説が出ます。

ログインなしで解けます。答えはこのブラウザの中だけに残り、どこにも送りません。

この分野の小分野

  • デプロイの方法とグローバルインフラ(9問)
  • コンピューティングとデータベース(9問)
  • ネットワークとストレージ(8問)
  • 分析と AI とそのほかのサービス(8問)

クラウドの技術とサービスの問題

34 問

選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。選んだ答えは変えられません。

  1. デプロイの方法とグローバルインフラ

    問 1ある会社の担当者は、毎朝同じ手順で多数の EC2 の状態を一覧にする作業を、画面を見ながら手でクリックして行っています。この繰り返しの作業を、コマンドを並べたスクリプト (手順を書いた小さなプログラム) にして自動で回したいと考えています。まず使うものとして最も適切なものはどれですか。

  2. 問 2AWS Management Console の説明として正しいものはどれですか。

  3. 問 3ある小売の会社は、社内のデータセンターにある基幹システムを残したまま、新しい通販サイトだけを AWS で動かし、両者をつないで使う計画です。この使い方を表すデプロイモデルとして最も適切なものはどれですか。

  4. 問 4ある会社は、Java で書いた社内アプリから、注文が入るたびに Amazon S3 へファイルを保存したいと考えています。人が操作するのではなく、アプリのプログラムが自動で AWS を呼び出します。最も適した方法はどれですか。

  5. 問 5アベイラビリティーゾーン (AZ) の説明として正しいものはどれですか。

  6. 問 6ある会社は、ある大都市に住む利用者へ、とても短い待ち時間でアプリケーションを届けたいと考えています。最寄りのリージョンはその都市から離れています。リージョンの外側で、利用者の多い都市の近くに計算やストレージの資源を置けるものとして最も適切なものはどれですか。

  7. 問 7エッジロケーションの説明として正しいものはどれですか。

  8. 問 8ある学校は、生徒の個人の情報を国内に保管するよう法律で求められています。AWS で新しくシステムを作るとき、この要件に合わせて最初に決めることとして最も適切なものはどれですか。

  9. 問 9ある会社は、大きな災害で 1 つのリージョン全体が使えなくなる事態にも備えたいと考えています。この目的に合う考え方として最も適切なものはどれですか。

  10. コンピューティングとデータベース

    問 10ある動画の会社は、撮った動画を配信用の形式に変換する (トランスコード) 処理を Amazon EC2 で動かします。高性能な CPU を長く使う処理です。最も適した EC2 インスタンスの種類はどれですか。

  11. 問 11コンテナを動かすサービスの Amazon ECS と Amazon EKS の違いの説明として正しいものはどれですか。

  12. 問 12Amazon ECS で AWS Fargate を使うと、利用者にとってどのような利点がありますか。

  13. 問 13ある通販サイトは、昼は混み、夜はすいています。混み具合に合わせて Amazon EC2 の台数を自動で増やしたり減らしたりしたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

  14. 問 14ロードバランサー (Elastic Load Balancing) の役割として正しいものはどれですか。

  15. 問 15Amazon Aurora の説明として正しいものはどれですか。

  16. 問 16Amazon DynamoDB の説明として正しいものはどれですか。

  17. 問 17ある通販サイトでは、同じ商品の情報が何度も読まれ、毎回データベースから読むと表示が遅くなります。読み出しを速くするため、データベースの手前に置くメモリ型のデータの置き場として最も適切なものはどれですか。

  18. 問 18社内のデータベースを、別の種類のデータベースエンジンへ移す計画があります。この移行で AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) が受け持つ仕事として正しいものはどれですか。

  19. ネットワークとストレージ

    問 19Amazon Route 53 の主な役割として正しいものはどれですか。

  20. 問 20VPC (AWS の中に作る自分専用のネットワーク) の中にある Web サーバーと、インターネットとの間で通信できるようにしたいと考えています。そのために VPC に取り付ける部品として最も適切なものはどれですか。

  21. 問 21ある会社は、EC2 のディスク (Amazon EBS)、Amazon RDS のデータベース、Amazon EFS の控え (バックアップ) を、サービスごとにばらばらに設定しています。控えを取る時刻や残す期間の決まりを 1 か所でまとめて決め、自動で控えを取れるようにしたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

  22. 問 22ある製造の会社は、本社のネットワークと AWS を、インターネットを通らない専用の回線でつなぎたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

  23. 問 23ある会社は、読まれる頻度が時期によって変わり、先の見通しが立たないデータを Amazon S3 に置きます。読まれ方の変化に合わせて、自動で安い層へ移してほしいと考えています。最も適切なストレージクラスはどれですか。

  24. 問 24Amazon EC2 のインスタンスストアの説明として正しいものはどれですか。

  25. 問 25ある会社は、複数の Linux の Amazon EC2 で、同じファイルを共有して読み書きしたいと考えています。容量を前もって決めずに使えるファイルの置き場として最も適切なものはどれですか。

  26. 問 26ある会社は、社内のファイルサーバーの置き場を AWS に移したいと考えています。ただし社内の機器からは今まで通りファイルとして扱い、よく使うファイルは手元にためて速く読めるようにしたいです。最も適切なサービスはどれですか。

  27. 分析と AI とそのほかのサービス

    問 27ある学校は、Web サイトに、文字や声での質問に会話の形で答えるチャットボットを置きたいと考えています。深い機械学習の知識がなくても作れるサービスとして最も適切なものはどれですか。

  28. 問 28Amazon Athena の説明として正しいものはどれですか。

  29. 問 29ある小売の会社は、自社の販売データを使って需要を予測する機械学習のモデルを作り、学習させ、本番で使えるよう配備するまでを、1 つのサービスで進めたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

  30. 問 30ある通販の会社は、注文の受け付けと出荷の処理を切り離したいと考えています。受け付けた注文をいったん待ち行列にためておき、出荷の処理が自分の速さで順に取り出せるようにしたいです。最も適切なサービスはどれですか。

  31. 問 31ある会社は、電話やチャットで顧客からの問い合わせを受けるコンタクトセンター (お客さま窓口) を、クラウドで用意したいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

  32. 問 32Amazon WorkSpaces の説明として正しいものはどれですか。

  33. 問 33ある会社の Web アプリの応答が遅くなっています。1 つのリクエストが、アプリやつながる AWS のサービスのどこで時間を使っているかを追いかけて調べたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

  34. 問 34ある工場では、多数のセンサーの機器をクラウドにつなぎ、機器から送られる計測のデータを受け取りたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

34 問中 0 問に答えました

解説の一覧

解いたあとに読み返せるよう、全問の解説を並べています。問いを開くと解説が出ます。

デプロイの方法とグローバルインフラ

問1ある会社の担当者は、毎朝同じ手順で多数の EC2 の状態を一覧にする作業を、画面を見ながら手でクリックして行っています。この繰り返しの作業を、コマンドを並べたスクリプト (手順を書いた小さなプログラム) にして自動で回したいと考えています。まず使うものとして最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS CLI」です。AWS CLI (AWS コマンドラインインターフェイス) は、コマンドを打つ画面 (シェル) から AWS のサービスを操作できる道具です。AWS のサービスの公開の API を直接呼び出せるので、コマンドを並べたシェルスクリプトを作れば、毎朝の同じ作業を人の手を使わずに繰り返し回せます。一度きりの確認なら画面での操作でも足りますが、決まった作業を何度も回すならコマンドにして自動にするほうが速く、手順の間違いも減ります。Amazon Route 5⁠3 はドメイン名の DNS のサービスで、操作を自動にする道具ではありません。AWS Support は困ったときに相談する窓口です。Amazon WorkSpaces は仮想のデスクトップを用意するサービスで、AWS を操作する道具ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/userguide/cli-⁠chap-⁠welcome.html

問2AWS Management Console の説明として正しいものはどれですか。

正解は「Web ブラウザから各サービスの操作画面にまとめて入れる入口」です。AWS Management Console は Web ブラウザで使うアプリケーションで、AWS の各サービスの操作画面 (コンソール) にまとめて入れる入口です。サービスを検索したり、通知を見たりもできます。プログラムやコマンドを書かずに画面で操作できるので、初めての設定や一度きりの確認に向いています。コマンドを打って操作する道具は AWS CLI (コマンドラインの道具) で、コンソールとは別のものです。テンプレートから環境を組み立てる仕組みは AWS CloudFormation のような Infrastructure as Code の道具です。自社のデータセンターに置く AWS の機器は AWS Outposts の説明で、コンソールではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/awsconsolehelpdocs/latest/gsg/what-⁠is.html

問3ある小売の会社は、社内のデータセンターにある基幹システムを残したまま、新しい通販サイトだけを AWS で動かし、両者をつないで使う計画です。この使い方を表すデプロイモデルとして最も適切なものはどれですか。

正解は「ハイブリッドのデプロイ」です。ハイブリッドのデプロイは、クラウドの資源と、クラウドの外にある既存の資源 (多くは自社のデータセンター) をつないで使う形です。既存の基幹システムを社内に残し、新しい通販サイトだけを AWS で動かして連携させる今回の計画は、これに当たります。クラウドのデプロイは、アプリケーションのすべてをクラウドで動かす形なので、社内に基幹システムを残す今回とは違います。オンプレミスのデプロイは、自社の設備だけで動かす形で、AWS を使う部分がありません。サーバーレスはサーバーを管理せずにコードを動かす実行の方式の名前で、クラウドとオンプレミスの組み合わせ方を表すデプロイモデルではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/whitepapers/latest/aws-⁠overview/types-⁠of-⁠cloud-⁠computing.html

問4ある会社は、Java で書いた社内アプリから、注文が入るたびに Amazon S3 へファイルを保存したいと考えています。人が操作するのではなく、アプリのプログラムが自動で AWS を呼び出します。最も適した方法はどれですか。

正解は「AWS SDK をアプリに組み込んで呼び出す」です。AWS SDK は、プログラミング言語ごとに用意された、AWS のサービスを呼び出すための部品集です。たとえば AWS SDK for Java は AWS のサービス向けの Java の API を提供し、Amazon S3 などを扱う Java のアプリケーションを作れます。注文のたびにプログラムが自動で保存する今回の場面に合います。AWS Management Console は人が画面で操作する入口なので、注文のたびに人手がかかります。AWS CloudFormation は環境 (リソース) を作る道具で、アプリが動くたびにファイルを保存する用途ではありません。AWS Support は相談の窓口で、利用者の代わりに日々の操作をする仕組みではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/sdk-⁠for-⁠java/latest/developer-⁠guide/home.html

問5アベイラビリティーゾーン (AZ) の説明として正しいものはどれですか。

正解は「リージョンの中にある、電源やネットワークが独立したデータセンター群」です。AWS の公式の説明では、リージョンは世界の物理的な場所で、その中に複数の AZ があります。AZ は 1 つ以上の独立したデータセンターからなり、それぞれが冗長な電源、ネットワーク、接続を持ち、別々の建物に置かれています。世界の地理的な場所で中に複数の区画を持つ単位は、AZ ではなくリージョンの説明です。利用者の近くでコンテンツを一時的に保存して届ける拠点はエッジロケーションです。1 台のサーバーを仮想的に分けた区画は仮想マシンなどの話で、AZ とは大きさも意味も違います。出典 https://docs.aws.amazon.com/whitepapers/latest/aws-⁠overview/global-⁠infrastructure.html

問6ある会社は、ある大都市に住む利用者へ、とても短い待ち時間でアプリケーションを届けたいと考えています。最寄りのリージョンはその都市から離れています。リージョンの外側で、利用者の多い都市の近くに計算やストレージの資源を置けるものとして最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Local Zones」です。AWS Local Zones は、計算、ストレージ、データベースなどの一部の AWS の資源を、人口や産業の集まる大きな都市の近くに置くものです。利用者のすぐ近くでアプリケーションを動かせるので、待ち時間の短い (低レイテンシーの) 利用を届けられます。リージョンを延長した場所として使えるため、最寄りのリージョンが遠い場合に向きます。AWS Outposts は AWS の機器を自社のデータセンターなどに置くもので、利用者の多い都市に AWS が用意した場所に置くものではありません。エッジロケーションは主にコンテンツを届けるための拠点で、アプリケーションの計算の資源を置く場所ではありません。同じリージョンの別の AZ は遠いリージョンの中にあるので、待ち時間は短くなりません。出典 https://docs.aws.amazon.com/local-⁠zones/latest/ug/what-⁠is-⁠aws-⁠local-⁠zones.html

問7エッジロケーションの説明として正しいものはどれですか。

正解は「利用者の近くでコンテンツを届け、待ち時間を短くするための拠点」です。エッジロケーションは世界中に置かれたデータセンターの網で、コンテンツを配信するサービスの Amazon CloudFront などが使います。利用者が求めたコンテンツが最も近い (待ち時間の短い) エッジロケーションにあれば、そこからすぐ返すので、遠くのサーバーまで取りに行く時間を減らせます。リージョンの中で EC2 を動かす区画はアベイラビリティーゾーンの説明です。データを特定の国に保管したいときは、その国のリージョンを選ぶのが基本で、エッジロケーションの目的ではありません。リージョン全体の控えを自動で作る仕組みもエッジロケーションの役割ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/AmazonCloudFront/latest/DeveloperGuide/Introduction.html

問8ある学校は、生徒の個人の情報を国内に保管するよう法律で求められています。AWS で新しくシステムを作るとき、この要件に合わせて最初に決めることとして最も適切なものはどれですか。

正解は「その国の中にあるリージョンを選んで、データを置く」です。AWS の文書では、EC2 などを起動するときに、特定の利用者の近くにあるリージョンや、法律などの要件を満たすリージョンを選ぶよう示しています。データは選んだリージョンに置かれるので、国内に保管する決まり (データ主権) に合わせるには、まずその国のリージョンを選びます。エッジロケーションはコンテンツを速く届けるための拠点で、データの保管場所を決める仕組みではありません。アベイラビリティーゾーンはリージョンの中の区画なので、リージョンを決めずに AZ だけを選ぶことはできません。すべてのリージョンに複製を置くと、国外にもデータが出てしまい要件に反します。出典 https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/using-⁠regions-⁠availability-⁠zones.html

問9ある会社は、大きな災害で 1 つのリージョン全体が使えなくなる事態にも備えたいと考えています。この目的に合う考え方として最も適切なものはどれですか。

正解は「別のリージョンにもデータの控えを置き、そこで復旧する」です。AWS の災害対策 (ディザスタリカバリ) の文書では、データを別のリージョンへ複製しておくことで、リージョン全体に及ぶ災害にも備えられると説明しています。リージョンどうしは互いに切り離して作られているため、1 つのリージョンが使えなくても、控えのあるリージョンで復旧できます。同じリージョンの複数の AZ に分ける方法は 1 つの AZ の障害には強いものの、リージョン全体が止まる事態には備えられません。エッジロケーションはコンテンツを届けるための拠点で、復旧のための控えの置き場ではありません。同じリージョンで台数を増やしても、そのリージョンごと止まれば使えません。出典 https://docs.aws.amazon.com/whitepapers/latest/disaster-⁠recovery-⁠workloads-⁠on-⁠aws/disaster-⁠recovery-⁠options-⁠in-⁠the-⁠cloud.html

コンピューティングとデータベース

問10ある動画の会社は、撮った動画を配信用の形式に変換する (トランスコード) 処理を Amazon EC2 で動かします。高性能な CPU を長く使う処理です。最も適した EC2 インスタンスの種類はどれですか。

正解は「コンピューティング最適化インスタンス」です。コンピューティング最適化インスタンスは、高性能なプロセッサーの恩恵を受ける、計算の多い処理のために作られた種類です。公式の文書では、バッチ処理、メディアのトランスコード、高性能な Web サーバー、科学の計算などに向くと書かれています。CPU を長く使う動画の変換はこれに当たります。メモリ最適化インスタンスは、大きなデータをメモリに載せて処理する用途に向く種類です。ストレージ最適化インスタンスは、手元のディスクへの大量の読み書きを速く行う用途に向く種類です。オンデマンドインスタンスは使った時間だけ払う買い方 (購入オプション) の名前で、性能の特徴で分けたインスタンスの種類ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/ec2/latest/instancetypes/co.html

問11コンテナを動かすサービスの Amazon ECS と Amazon EKS の違いの説明として正しいものはどれですか。

正解は「Amazon EKS は Kubernetes を AWS の管理のもとで使える」です。Kubernetes はコンテナをまとめて動かすための広く使われている仕組みで、Amazon EKS はそれをフルマネージド (運用の多くを AWS が受け持つ形) で提供し、クラスターの運用の手間を減らします。すでに Kubernetes に慣れたチームや、その道具をそのまま使いたい場合に向きます。Amazon ECS は AWS が独自に作ったコンテナを動かす仕組みで、Kubernetes を使うサービスではありません。Amazon EKS は、コンテナを動かす先として Amazon EC2 のほかに AWS Fargate も選べます。関数の単位でコードを動かすのは AWS Lambda で、コンテナを動かす Amazon EKS とは別のサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/eks/latest/userguide/what-⁠is-⁠eks.html

問12Amazon ECS で AWS Fargate を使うと、利用者にとってどのような利点がありますか。

正解は「コンテナを動かすサーバーを自分で用意し管理しなくてよい」です。AWS Fargate は Amazon ECS と組み合わせて使う技術で、EC2 のサーバーやそのまとまり (クラスター) を用意、設定、拡大する手間なしにコンテナを動かせます。このようにサーバーを意識せずに使えることをサーバーレスと呼びます。コンテナのイメージを作る手順を自動で書く機能は Fargate にはありません。Fargate は 1 台の EC2 の CPU の上限を超えさせる仕組みでもありません。コンテナを使わずに関数だけを実行するのは AWS Lambda の考え方で、Fargate はあくまでコンテナを動かすためのものです。出典 https://docs.aws.amazon.com/AmazonECS/latest/developerguide/AWS_Fargate.html

問13ある通販サイトは、昼は混み、夜はすいています。混み具合に合わせて Amazon EC2 の台数を自動で増やしたり減らしたりしたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「Amazon EC2 Auto Scaling」です。Amazon EC2 Auto Scaling は、アプリケーションの負荷に対して、ちょうどよい数の EC2 インスタンスがそろうようにするサービスです。Auto Scaling グループという EC2 のまとまりを作り、最小と最大の台数を決めておくと、決めた条件に沿って台数を自動で増減します。需要に合わせて資源を伸び縮みさせるこの性質を弾力性 (エラスティシティ) と呼びます。Elastic Load Balancing は届いた通信を複数のサーバーへ振り分けるサービスで、台数そのものは増減しません。AWS CloudFormation は構成をテンプレートに書いて環境を作る道具です。Amazon Route 5⁠3 はドメイン名と行き先を結び付ける DNS のサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/autoscaling/ec2/userguide/what-⁠is-⁠amazon-⁠ec2-⁠auto-⁠scaling.html

問14ロードバランサー (Elastic Load Balancing) の役割として正しいものはどれですか。

正解は「届いた通信を複数のサーバーへ振り分け、正常なものにだけ送る」です。Elastic Load Balancing は、届いた通信を EC2 インスタンスやコンテナなど複数の行き先へ自動で振り分けるサービスです。行き先の状態を見張り (ヘルスチェック)、正常な行き先にだけ通信を送るため、アプリケーションの可用性と障害への強さが上がります。負荷に合わせて台数を増減するのは Amazon EC2 Auto Scaling の役割で、ロードバランサーと組み合わせてよく使いますが別のものです。ドメイン名を IP アドレスに変換するのは DNS の役割で、AWS では Amazon Route 5⁠3 が受け持ちます。データを決まった時刻に控えに取るのは AWS Backup などのバックアップの仕組みの役割です。出典 https://docs.aws.amazon.com/elasticloadbalancing/latest/userguide/what-⁠is-⁠load-⁠balancing.html

問15Amazon Aurora の説明として正しいものはどれですか。

正解は「MySQL などと互換のある、マネージドのリレーショナル DB」です。Amazon Aurora は、MySQL と PostgreSQL という広く使われるデータベースと互換のある、フルマネージド (運用の多くを AWS が受け持つ形) のリレーショナルデータベースのエンジンです。Amazon RDS の一部として提供され、RDS でデータベースを作るときにエンジンとして Aurora を選びます。キーと値の組で持つサーバーレスの NoSQL は Amazon DynamoDB の説明です。大量のデータを集計するデータウェアハウスは Amazon Redshift の役割です。データのつながりをたどるグラフ型のデータベースは Amazon Neptune で、Aurora とは別のサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/AuroraUserGuide/CHAP_AuroraOverview.html

問16Amazon DynamoDB の説明として正しいものはどれですか。

正解は「サーバーの管理が要らない NoSQL のデータベース」です。Amazon DynamoDB は、サーバーレスでフルマネージドの、分散型の NoSQL データベースです。NoSQL は、表どうしを結び付けるリレーショナル型とは違う形でデータを持つデータベースの総称です。DynamoDB は規模が大きくなっても数ミリ秒の速さで応答し、小さく始めて大きく広げるアプリケーションに使われます。表と表を結び付けて SQL で扱うのはリレーショナルのデータベースで、AWS では Amazon RDS や Amazon Aurora が当たります。大量の過去のデータを集計するのはデータウェアハウスの役割です。DB を AWS へ移す道具は AWS Database Migration Service などです。出典 https://docs.aws.amazon.com/amazondynamodb/latest/developerguide/Introduction.html

問17ある通販サイトでは、同じ商品の情報が何度も読まれ、毎回データベースから読むと表示が遅くなります。読み出しを速くするため、データベースの手前に置くメモリ型のデータの置き場として最も適切なものはどれですか。

正解は「Amazon ElastiCache」です。Amazon ElastiCache は、クラウドで分散型のインメモリ (メモリ上の) データストアやキャッシュを作り、管理し、広げやすくするサービスです。よく読まれるデータをメモリに置いておけば、毎回データベースまで取りに行かずに済み、読み出しが速くなります。Amazon Aurora はリレーショナルのデータベースそのもので、データベースの手前に置くキャッシュではありません。AWS Database Migration Service はデータベースを移すための道具で、読み出しを速くする仕組みではありません。Amazon EFS は複数のサーバーで共有できるファイルの置き場で、メモリ型のキャッシュではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/AmazonElastiCache/latest/dg/WhatIs.html

問18社内のデータベースを、別の種類のデータベースエンジンへ移す計画があります。この移行で AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) が受け持つ仕事として正しいものはどれですか。

正解は「元のデータベースのスキーマを、移り先のエンジンの形へ変換する」です。AWS SCT は、今あるデータベースのスキーマ (表や列などの定義) を、あるエンジンから別のエンジンの形へ変換する道具です。自動で変換できない部分には、同じ働きを作るための手引きも示します。データの移し替えそのものは AWS Database Migration Service (AWS DMS) が受け持ち、両方を組み合わせて使うのが一般的です。定期的な控えを取るのはバックアップの仕組みの役割です。よく読まれるデータをメモリに置くのは Amazon ElastiCache の役割です。サーバーの台数を自動で増やすのは Amazon EC2 Auto Scaling の役割で、SCT の仕事ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/SchemaConversionTool/latest/userguide/CHAP_Welcome.html

ネットワークとストレージ

問19Amazon Route 5⁠3 の主な役割として正しいものはどれですか。

正解は「ドメイン名の登録や、名前から行き先を引く DNS を提供する」です。Amazon Route 5⁠3 は可用性が高く拡張しやすい DNS (ドメイン名の仕組み) のサービスで、ドメイン名の登録、DNS による行き先の案内 (ルーティング)、行き先の状態の確認 (ヘルスチェック) の 3 つを行います。たとえば Web サイトの名前を登録し、その名前で来た利用者をサーバーへ案内できます。VPC とインターネットの間の通信を通すのはインターネットゲートウェイの役割です。社内と AWS を専用の回線でつなぐのは AWS Direct Connect です。Web アプリへの不正な通信を遮るのは AWS WAF などの役割です。出典 https://docs.aws.amazon.com/Route5⁠3/latest/DeveloperGuide/Welcome.html

問20VPC (AWS の中に作る自分専用のネットワーク) の中にある Web サーバーと、インターネットとの間で通信できるようにしたいと考えています。そのために VPC に取り付ける部品として最も適切なものはどれですか。

正解は「インターネットゲートウェイ」です。インターネットゲートウェイは、VPC とインターネットの間の通信を可能にする VPC の部品です。横に広がる冗長な作りで可用性が高く、通信の帯域を狭めることもありません。VPC に取り付け、サブネットの経路をインターネットゲートウェイへ向けることで、中のサーバーがインターネットと通信できるようになります。プライベートサブネットは、インターネットと直接やり取りしないサブネット (VPC の中の区切り) なので、目的と逆です。ネットワーク ACL はサブネットに出入りする通信を許可したり拒否したりする仕組みで、インターネットへの出入り口そのものではありません。AWS Direct Connect は社内と AWS を専用回線でつなぐサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/vpc/latest/userguide/VPC_Internet_Gateway.html

問21ある会社は、EC2 のディスク (Amazon EBS)、Amazon RDS のデータベース、Amazon EFS の控え (バックアップ) を、サービスごとにばらばらに設定しています。控えを取る時刻や残す期間の決まりを 1 か所でまとめて決め、自動で控えを取れるようにしたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「AWS Backup」です。AWS Backup は、AWS の複数のサービスにまたがるデータの保護 (控えを取ること) を、1 か所にまとめて自動で行えるフルマネージドのサービスです。バックアッププランと呼ぶ決まりに、控えを取る時刻や残す期間を書き、守りたい資源に当てはめると、その通りに控えが取られます。サービスごとにばらばらだった設定を、1 つの画面と 1 つの決まりで管理できるようになります。AWS Storage Gateway は社内の環境と AWS のストレージをつなぐサービスで、控えの決まりをまとめるものではありません。AWS CloudTrail は誰がどの操作をしたかを記録するサービスで、データの控えは取りません。Amazon EC2 Auto Scaling は負荷に合わせて EC2 の台数を増減するサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/aws-⁠backup/latest/devguide/whatisbackup.html

問22ある製造の会社は、本社のネットワークと AWS を、インターネットを通らない専用の回線でつなぎたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Direct Connect」です。AWS Direct Connect は、社内のネットワークと Direct Connect の拠点を、標準のイーサネットの光ファイバーの回線でつなぐサービスです。この接続を使うと、途中のインターネットの接続業者を通らずに、AWS のサービスや VPC へ直接つながれます。安定した専用の経路が欲しいときに選びます。AWS Site-⁠to-⁠Site VPN も社内と AWS をつなぐ方法ですが、インターネットの上に暗号化した通り道を作る方式なので、インターネットを通らないという条件に合いません。Amazon Route 5⁠3 はドメイン名の DNS のサービスで、回線ではありません。Amazon CloudFront はコンテンツを利用者に速く届けるサービスで、社内と AWS をつなぐものではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/directconnect/latest/UserGuide/Welcome.html

問23ある会社は、読まれる頻度が時期によって変わり、先の見通しが立たないデータを Amazon S3 に置きます。読まれ方の変化に合わせて、自動で安い層へ移してほしいと考えています。最も適切なストレージクラスはどれですか。

正解は「S3 Intelligent-⁠Tiering」です。S3 Intelligent-⁠Tiering は、読まれ方 (アクセスのパターン) の変化に合わせて、データをより安い層へ自動で移すストレージクラスです。よく読む用、あまり読まない用、まれにしか読まない用の層を持ち、しばらく読まれないデータは自動で安い層へ、また読まれれば元の層へ戻ります。読まれ方の見通しが立たないデータに向いています。S3 Standard はよく読むデータ向けで、自動で安い層へ移す働きはありません。S3 Glacier Deep Archive は、ほとんど読まない長期保管のデータ向けで、取り出しに時間がかかります。S3 One Zone-⁠IA は 1 つの AZ にだけ置く、あまり読まないデータ向けのクラスで、自動の移し替えはしません。出典 https://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/userguide/intelligent-⁠tiering-⁠overview.html

問24Amazon EC2 のインスタンスストアの説明として正しいものはどれですか。

正解は「EC2 を止めたり終了したりすると中のデータが消える一時的な記憶域」です。インスタンスストアは、EC2 が動く物理的なサーバーに付いたディスクを使う、一時的なブロックストレージ (OS からディスクとして見える記憶域) です。再起動ではデータが残りますが、停止、休止、終了をするとデータは残りません。そのため、作業用の一時ファイルやキャッシュの置き場に向きます。止めてもデータが残り、別の EC2 に付け替えられるのは Amazon EBS の説明です。複数の EC2 で共有するファイルの置き場は Amazon EFS などです。S3 にデータを置き、よく使う分を手元にためる仕組みは AWS Storage Gateway です。出典 https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/instance-⁠store-⁠lifetime.html

問25ある会社は、複数の Linux の Amazon EC2 で、同じファイルを共有して読み書きしたいと考えています。容量を前もって決めずに使えるファイルの置き場として最も適切なものはどれですか。

正解は「Amazon EFS」です。Amazon EFS は、サーバーレスで容量が自動で伸び縮みするファイルストレージで、容量や性能を前もって用意しなくてもファイルを共有できます。Linux で広く使われる NFS という方式に対応しているため、今使っているアプリや道具からそのままファイルとして扱えます。Amazon EBS は主に 1 台の EC2 に付けて使うブロックストレージで、複数のサーバーで共有するファイルの置き場には向きません。Amazon S3 Glacier Deep Archive は、ほとんど読まないデータを長く保管するためのストレージクラスで、日々の読み書きには向きません。Amazon ElastiCache はメモリ上のキャッシュで、ファイルを共有する置き場ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/efs/latest/ug/whatisefs.html

問26ある会社は、社内のファイルサーバーの置き場を AWS に移したいと考えています。ただし社内の機器からは今まで通りファイルとして扱い、よく使うファイルは手元にためて速く読めるようにしたいです。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「AWS Storage Gateway」です。AWS Storage Gateway は、社内の環境と AWS のストレージをつなぐサービスです。そのうち Amazon S3 File Gateway は、S3 にデータを置きつつ、社内の機器からは一般的なファイル共有の方式でファイルとして扱えるようにします。さらに、手元のキャッシュ (よく使うデータの一時的な置き場) で、よく使うデータに速く届きます。このように手元にためながらクラウドに置く形をキャッシュ型のファイルシステムと呼びます。Amazon EBS は EC2 に付けて使うストレージで、社内の機器から直接ファイルとして使うものではありません。AWS Direct Connect は回線のサービスで、置き場ではありません。AWS Backup は控えを取り管理するサービスで、日々の置き場ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/filegateway/latest/files3/what-⁠is-⁠file-⁠s3.html

分析と AI とそのほかのサービス

問27ある学校は、Web サイトに、文字や声での質問に会話の形で答えるチャットボットを置きたいと考えています。深い機械学習の知識がなくても作れるサービスとして最も適切なものはどれですか。

正解は「Amazon Lex」です。Amazon Lex は、声と文字による会話の画面 (会話型のインターフェース) をアプリケーションに作るためのサービスです。言葉の意味を読み取る技術と、声を文字にする技術を備えており、深い機械学習の知識がなくても、会話の流れを決めるだけでチャットボットを作れます。Amazon Athena は、Amazon S3 に置いたデータを SQL で分析するサービスで、会話はしません。AWS Glue は、分析のためにデータを集めて整える (ETL と呼ぶ) サービスです。Amazon Kinesis は、次々に流れてくるデータをリアルタイムに集めて処理するサービスで、チャットボットを作るものではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/lexv2/latest/dg/what-⁠is.html

問28Amazon Athena の説明として正しいものはどれですか。

正解は「S3 のデータに、サーバーなしで SQL を使って問い合わせる」です。Amazon Athena は、Amazon S3 にあるデータを、標準の SQL (データを問い合わせる言語) で直接分析できる、対話型の問い合わせのサービスです。サーバーレスなので、用意したり管理したりする基盤がなく、実行した問い合わせの分だけ支払います。次々に流れてくるデータをリアルタイムに集めるのは Amazon Kinesis の役割です。データを集めて形を整え、目録 (データカタログ) を作るのは AWS Glue の役割です。グラフや表の画面 (ダッシュボード) を作って共有するのは、BI (ビジネスインテリジェンス) のサービスの役割で、Athena の役割ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/athena/latest/ug/what-⁠is.html

問29ある小売の会社は、自社の販売データを使って需要を予測する機械学習のモデルを作り、学習させ、本番で使えるよう配備するまでを、1 つのサービスで進めたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「Amazon SageMaker AI」です。Amazon SageMaker AI は、フルマネージドの機械学習 (ML) のサービスです。データサイエンティストや開発者が、機械学習のモデルを作り、学習させ、本番で使える環境に配備するまでを、自分でサーバーを作り管理せずに進められます。自社のデータで独自のモデルを作る今回の場面に合います。AWS Glue はデータを集めて整える ETL のサービスで、モデルの学習や配備は行いません。Amazon Kinesis は流れてくるデータをリアルタイムに集めて処理するサービスです。Amazon Lex はチャットボットのような会話の仕組みを作るサービスで、需要予測のモデルを作る場ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/sagemaker/latest/dg/whatis.html

問30ある通販の会社は、注文の受け付けと出荷の処理を切り離したいと考えています。受け付けた注文をいったん待ち行列にためておき、出荷の処理が自分の速さで順に取り出せるようにしたいです。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「Amazon SQS」です。Amazon SQS は、安全で耐久性のある待ち行列 (キュー) を提供し、システムの部品どうしを切り離して (疎結合にして) つなぐサービスです。送る側 (プロデューサー) がメッセージをキューに入れ、受け取る側 (コンシューマー) が自分の都合で取り出すまで、メッセージはキューに保たれます。出荷の処理が混んでいても、注文は失われずに待てます。Amazon SNS は、届いたメッセージを購読している相手へ一斉に押し出す通知のサービスで、受け手が取りに来るまでためておく仕組みではありません。Amazon SES はメールを送るサービスです。Amazon EventBridge は出来事 (イベント) をルールに沿って行き先へ振り分けるサービスで、待ち行列として取り出させる用途とは違います。出典 https://docs.aws.amazon.com/AWSSimpleQueueService/latest/SQSDeveloperGuide/welcome.html

問31ある会社は、電話やチャットで顧客からの問い合わせを受けるコンタクトセンター (お客さま窓口) を、クラウドで用意したいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「Amazon Connect」です。Amazon Connect は、クラウドでコンタクトセンターを作るサービスです。顧客は電話やチャット、SMS など好きな方法で問い合わせができ、担当者 (エージェント) はそれに応じます。管理者は電話番号の用意や、問い合わせの振り分けの設定を行います。なお、いまの公式の文書では、この製品は Amazon Connect Customer という名前で説明されています。Amazon SES はメールを送ったり受け取ったりするサービスで、電話の窓口は作れません。Amazon SNS は購読者へ通知を一斉に送るサービスです。Amazon WorkSpaces はクラウド上の仮想のデスクトップを社員に用意するサービスで、顧客の窓口ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/connect/latest/adminguide/what-⁠is-⁠amazon-⁠connect.html

問32Amazon WorkSpaces の説明として正しいものはどれですか。

正解は「クラウド上の仮想のデスクトップを社員の端末から使えるようにする」です。Amazon WorkSpaces は、WorkSpaces と呼ぶ、クラウド上の仮想のデスクトップを利用者に用意するサービスです。会社が機器を買って配ったり、複雑なソフトを入れたりする手間を減らせます。社員は手元のパソコンなどから、クラウドで動くデスクトップの画面を使います。Web とモバイルのアプリを手早く作って公開するのは AWS Amplify の役割です。コードのビルドとテストを自動で回すのは AWS CodeBuild の役割です。メールを大量に送るのは Amazon SES の役割で、WorkSpaces の役割ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/workspaces/latest/adminguide/amazon-⁠workspaces.html

問33ある会社の Web アプリの応答が遅くなっています。1 つのリクエストが、アプリやつながる AWS のサービスのどこで時間を使っているかを追いかけて調べたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「AWS X-⁠Ray」です。AWS X-⁠Ray は、アプリケーションが処理したリクエストのデータを集め、それを見たり絞り込んだりして、問題や改善の余地を見つけるための道具を提供するサービスです。追跡 (トレース) したリクエストごとに、アプリの中や、つながる AWS のサービスへの呼び出しの詳しい情報を見られるので、どこで時間がかかっているかを調べられます。AWS CodePipeline は、ビルドからデプロイまでの流れを自動でつなぐサービスです。AWS CodeBuild は、コードのビルドとテストを行うサービスです。AWS Amplify は Web とモバイルのアプリを作って公開するためのサービスで、動いているアプリの遅さの原因を追う道具ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/xray/latest/devguide/aws-⁠xray.html

問34ある工場では、多数のセンサーの機器をクラウドにつなぎ、機器から送られる計測のデータを受け取りたいと考えています。最も適切なサービスはどれですか。

正解は「AWS IoT Core」です。AWS IoT Core は、IoT 機器 (ネットにつながるセンサーや家電など) を、ほかの機器や AWS のクラウドのサービスにつなぐサービスです。機器からのメッセージを受け取る仲介役 (メッセージブローカー) を持ち、IoT でよく使われる MQTT や HTTPS などの方式に対応しています。多数のセンサーからデータを集める今回の場面に合います。Amazon AppStream 2.0 は、アプリケーションの画面をクラウドから利用者の端末へ届けるサービスで、機器をつなぐものではありません。AWS CodePipeline は、ソフトウェアのビルドからデプロイまでの流れを自動にするサービスです。Amazon WorkSpaces は仮想のデスクトップを用意するサービスです。出典 https://docs.aws.amazon.com/iot/latest/developerguide/what-⁠is-⁠aws-⁠iot.html

ほかの分野

AWS クラウドプラクティショナーの頁に、4分野の入口と試験の案内があります。

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試験の知識を仕事につなげる一歩を、ここにまとめています。