AWS クラウドプラクティショナー 請求、料金、サポート 問題

ゆめさくが作った練習問題です。本試験の問題ではありません。

請求、料金、サポートの問題を1⁠2問、小分野ごとにまとめました。選ぶと、その場で正誤と解説が出ます。

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この分野の小分野

  • 料金と請求とサポート(12問)

請求、料金、サポートの問題

12 問

選ぶと、すぐに正誤と解説が出ます。選んだ答えは変えられません。

  1. 料金と請求とサポート

    問 1ある会社は Amazon EC2 に加えて AWS Lambda と AWS Fargate も使っており、この先も同じくらいの量の計算を続ける見込みです。途中でインスタンスの種類やリージョンを変えても割引が続く購入の方法として最も適切なものはどれですか。

  2. 問 2ある会社は、物理サーバーのソケットやコアの数で数える契約のソフトウェアのライセンスを持っており、それを AWS でもそのまま使いたいと考えています。ライセンスの条件に合わせて使える Amazon EC2 の購入の方法として最も適切なものはどれですか。

  3. 問 3ある会社が、あるリージョンに置いたデータを、毎日別のリージョンへ写しています。リージョンの間のデータ転送の料金の考え方として正しいものはどれですか。

  4. 問 4ある会社は、年に一度の大きな催しの間だけ、特定のアベイラビリティーゾーン (データセンターのまとまり) で Amazon EC2 を必要な台数だけ確実に起動したいと考えています。1 年や 3 年の契約は結ばず、要らなくなればすぐ取り消したいです。最も適切な購入の方法はどれですか。

  5. 問 5ある学校は、まだ AWS のアカウントを作っていません。これから作る予定のシステムに毎月どのくらいの費用がかかるか、事前に見積もりを作りたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

  6. 問 6ある会社の経理の担当者が、過去 1 年の AWS の費用がサービスごとにどう変わってきたかをグラフで見て、この先の費用の見込みも確かめたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

  7. 問 7ある会社は、Amazon EC2 などのリソースに部署の名前を表すタグ (リソースに付ける名札) を付けました。ところが、請求のレポートで部署ごとに費用を分けて見ることができません。まず行うべきことはどれですか。

  8. 問 8ある会社は AWS Organizations の一括請求 (複数のアカウントの請求を 1 つにまとめる機能) を使っています。ある部署のアカウントで買った Reserved Instances の割引を、特定の部署のアカウントには回したくありません。正しい説明はどれですか。

  9. 問 9ある会社の技術の責任者が、自社のシステムを AWS へ移すにあたり、AWS の専門家がまとめた移行の進め方の手引きや、手順とコード付きの実装のパターンを読みたいと考えています。最も適切な情報源はどれですか。

  10. 問 10ある会社のサーバーに、AWS の上にあるとみられる IP アドレスから迷惑メールや不審な通信が繰り返し届いています。AWS のリソースが悪用されていることを AWS に知らせる先として最も適切なものはどれですか。

  11. 問 11ある会社は有料のサポートプランを契約していません。すべての AWS の利用者が追加の費用なしで使える Basic Support に含まれるものとして正しいものはどれですか。

  12. 問 12ある会社は、AWS 側で予定されている保守や起きている障害が、自社のアカウントのリソースに影響するかどうかを、追加の設定なしで確かめたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

12 問中 0 問に答えました

解説の一覧

解いたあとに読み返せるよう、全問の解説を並べています。問いを開くと解説が出ます。

料金と請求とサポート

問1ある会社は Amazon EC2 に加えて AWS Lambda と AWS Fargate も使っており、この先も同じくらいの量の計算を続ける見込みです。途中でインスタンスの種類やリージョンを変えても割引が続く購入の方法として最も適切なものはどれですか。

正解は「Compute Savings Plans を購入する」です。Savings Plans は、1 時間あたりに使う計算の量を 1 年か 3 年の期間で約束する代わりに、オンデマンドより安い料金になる仕組みです。中でも Compute Savings Plans は、EC2 のインスタンスのファミリー、サイズ、OS、リージョンが変わっても割引が続き、AWS Fargate と AWS Lambda の利用にも効きます。Standard Reserved Instances は EC2 などの決まったインスタンスの条件に結び付く割引で、Lambda や Fargate には効きません。On-⁠Demand Instances は約束が要らない代わりに割引がありません。Dedicated Instances は専用のハードウェアで動かす形で、割引の仕組みではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/savingsplans/latest/userguide/what-⁠is-⁠savings-⁠plans.html

問2ある会社は、物理サーバーのソケットやコアの数で数える契約のソフトウェアのライセンスを持っており、それを AWS でもそのまま使いたいと考えています。ライセンスの条件に合わせて使える Amazon EC2 の購入の方法として最も適切なものはどれですか。

正解は「Dedicated Hosts」です。Amazon EC2 Dedicated Hosts は、1 台の物理サーバーをまるごと自社専用に使える形です。ソケット単位、コア単位、仮想マシン単位で数える既存のライセンスを、ライセンスの条件の範囲で持ち込んで使えるため、ライセンスの費用を抑えられ、社内の規程にも合わせやすくなります。Spot Instances は AWS の空いている容量を安く使う形で、中断されることがあり、物理サーバーを専用にはしません。On-⁠Demand Capacity Reservations は特定のアベイラビリティーゾーンで容量を確保する仕組みで、物理サーバーを専用にするものではありません。Savings Plans は利用量の約束による割引で、どのサーバーで動くかは決めません。出典 https://aws.amazon.com/ec2/dedicated-⁠hosts/

問3ある会社が、あるリージョンに置いたデータを、毎日別のリージョンへ写しています。リージョンの間のデータ転送の料金の考え方として正しいものはどれですか。

正解は「送り出す側のリージョンからの転送に料金がかかる」です。リージョンの間でデータを送ると、請求の明細には受け取る側への取り込みと送り出す側からの送信の 2 つの行が出ます。このうち受け取る側のリージョンへの取り込みには料金がかからず、料金は送り出す側のリージョンから出たデータの量で決まります。受け取る側だけに料金がかかるという説明は、この逆なので誤りです。同じアカウントの中でもリージョンをまたぐ転送には料金がかかるので、無料になるという説明も誤りです。両方で二重にかかるという説明も、取り込み側の行には料金が付かないため誤りです。なお、インターネットから AWS へ入るデータにも、原則として料金はかかりません。出典 https://docs.aws.amazon.com/cur/latest/userguide/cur-⁠data-⁠transfers-⁠charges.html

問4ある会社は、年に一度の大きな催しの間だけ、特定のアベイラビリティーゾーン (データセンターのまとまり) で Amazon EC2 を必要な台数だけ確実に起動したいと考えています。1 年や 3 年の契約は結ばず、要らなくなればすぐ取り消したいです。最も適切な購入の方法はどれですか。

正解は「On-⁠Demand Capacity Reservations」です。Capacity Reservations は、特定のアベイラビリティーゾーンで EC2 の容量を好きな期間だけ確保する仕組みです。すぐ使う形で作れば期間の約束が要らず、いつでも変更や取り消しができ、取り消せば料金も止まります。Zonal Reserved Instances も特定のゾーンで容量を確保できますが、1 年か 3 年の決まった期間の約束が要るため、条件に合いません。Compute Savings Plans は割引の仕組みで、容量は確保しません。Spot Instances は空いている容量を安く使う形で、容量が足りなければ起動できなかったり中断されたりするため、確実に起動したい場面には向きません。出典 https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-⁠capacity-⁠reservations.html

問5ある学校は、まだ AWS のアカウントを作っていません。これから作る予定のシステムに毎月どのくらいの費用がかかるか、事前に見積もりを作りたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Pricing Calculator」です。AWS Pricing Calculator は、これから使う予定のクラウドの費用を見積もる道具です。新しいシステムの計画や移行の検討に使え、公開の Web サイト版は AWS のアカウントを作らなくても使えます。AWS Cost Explorer は、すでに使った費用と使用量をグラフで見て分析する道具なので、使う前の見積もりには向きません。AWS Budgets は、実際の費用や使用量があらかじめ決めた予算に対してどうなっているかを追う道具です。AWS Cost and Usage Report は、実際の利用の細かい明細を受け取る仕組みで、どれもアカウントで使ったあとの費用を扱います。出典 https://docs.aws.amazon.com/cost-⁠management/latest/userguide/pricing-⁠calculator.html

問6ある会社の経理の担当者が、過去 1 年の AWS の費用がサービスごとにどう変わってきたかをグラフで見て、この先の費用の見込みも確かめたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Cost Explorer」です。AWS Cost Explorer は、費用と使用量を見て分析するための道具です。グラフや表でサービスごとの費用の移り変わりを確かめられ、過去 1⁠3 か月までのデータを見られるほか、この先 1⁠8 か月の費用の予測も出せます。AWS Pricing Calculator は、これから使う予定の費用を見積もる道具で、過去の実際の費用は見られません。AWS Trusted Advisor は、費用の節約やセキュリティなどの観点でベストプラクティスに合っているかを点検する道具で、費用の推移の分析は役割が違います。AWS Organizations は複数のアカウントをまとめて管理する仕組みで、費用のグラフを見る道具ではありません。出典 https://docs.aws.amazon.com/cost-⁠management/latest/userguide/ce-⁠what-⁠is.html

問7ある会社は、Amazon EC2 などのリソースに部署の名前を表すタグ (リソースに付ける名札) を付けました。ところが、請求のレポートで部署ごとに費用を分けて見ることができません。まず行うべきことはどれですか。

正解は「そのタグのキーをコスト配分タグとして有効にする」です。利用者が自分で付けたタグは、付けただけでは請求のレポートに出ません。Billing and Cost Management の画面で、そのタグのキーをコスト配分タグとして有効にすると、レポートでタグごとに費用を分けて見られるようになります。有効にするとそのキーを持つすべての値に効きます。AWS Support に頼む手続きはなく、利用者が自分で有効にします。部署ごとにリージョンを分けても、タグで費用を分ける仕組みには関係がなく、手間だけが増えます。タグの値の書き方を変えても、有効にしていなければレポートには出ません。出典 https://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/aboutv2/activating-⁠tags.html

問8ある会社は AWS Organizations の一括請求 (複数のアカウントの請求を 1 つにまとめる機能) を使っています。ある部署のアカウントで買った Reserved Instances の割引を、特定の部署のアカウントには回したくありません。正しい説明はどれですか。

正解は「管理アカウントが、アカウントごとに割引の共有を止められる」です。AWS Organizations では、組織の管理アカウントが、組織の中のアカウントに対して Reserved Instances と Savings Plans の割引を共有するかどうかを決められます。共有はアカウント単位で有効にしたり止めたりでき、特定のメンバーのアカウントだけ共有を止めることもできます。割引は買ったアカウントの中だけで使われるという説明は誤りで、共有を有効にしていれば、買ったアカウントで使い切れなかった分がほかのアカウントにも回ります。組織から外す必要はなく、AWS Support への申し込みも要りません。出典 https://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/aboutv2/ri-⁠turn-⁠off.html

問9ある会社の技術の責任者が、自社のシステムを AWS へ移すにあたり、AWS の専門家がまとめた移行の進め方の手引きや、手順とコード付きの実装のパターンを読みたいと考えています。最も適切な情報源はどれですか。

正解は「AWS Prescriptive Guidance」です。AWS Prescriptive Guidance は、AWS の技術の専門家がまとめた、クラウドの導入や移行や近代化を進めるための資料の集まりです。計画と実装の進め方を書いたガイドと、よくある移行や最適化の場面を実装するための手順、構成、道具、コードを示したパターンが公開されています。AWS Knowledge Center は、よくある質問とその答えをまとめた記事の集まりで、移行の進め方を体系立てて示す手引きではありません。AWS Partner Network は、AWS の技術を使って顧客に製品やサービスを届ける組織の集まりで、手引きの文書の置き場ではありません。AWS Support Center は、サポートのケースを作ったり確かめたりする画面です。出典 https://aws.amazon.com/prescriptive-⁠guidance/

問10ある会社のサーバーに、AWS の上にあるとみられる IP アドレスから迷惑メールや不審な通信が繰り返し届いています。AWS のリソースが悪用されていることを AWS に知らせる先として最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Trust and Safety チーム」です。EC2 のインスタンスや S3 のバケットなどの AWS のリソースが不審な目的に使われていると思ったときは、AWS の不正利用の報告の窓口に知らせます。窓口は報告のフォームか、AWS Trust and Safety チームあてのメールです。AWS Knowledge Center は、よくある質問と答えをまとめた記事の集まりで、悪用の報告を受け付ける窓口ではありません。AWS Partner Network のパートナーは、AWS の技術を使って顧客に製品やサービスを届ける外部の組織で、AWS のリソースの悪用を調べる立場にありません。AWS Professional Services は、AWS の専門家が導入や移行を手伝う有料の支援で、不正利用の報告先ではありません。出典 https://aws.amazon.com/security/vulnerability-⁠reporting/

問11ある会社は有料のサポートプランを契約していません。すべての AWS の利用者が追加の費用なしで使える Basic Support に含まれるものとして正しいものはどれですか。

正解は「2⁠4 時間の顧客サービスとコミュニティ」です。Basic Support はすべての AWS の利用者に付いており、2⁠4 時間いつでも使える顧客サービス、文書、ホワイトペーパー、利用者どうしで質問し合う AWS のコミュニティが含まれます。AWS Trusted Advisor の基本のチェックと、AWS のサービスの状態を自分向けに見る画面も使えます。専任の Technical Account Manager は、Enterprise Support などの有料のプランで付く支援です。Basic Support で使える AWS Trusted Advisor のチェックは基本のチェックだけで、すべてのチェックは有料のプランで使えます。請求と口座の専任の担当者も、有料のプランで付く支援です。出典 https://aws.amazon.com/premiumsupport/plans/

問12ある会社は、AWS 側で予定されている保守や起きている障害が、自社のアカウントのリソースに影響するかどうかを、追加の設定なしで確かめたいと考えています。最も適切なものはどれですか。

正解は「AWS Health Dashboard」です。AWS Health は、AWS のサービスや自分のアカウントのリソースの状態を知らせる仕組みで、起きている障害の情報や、予定された作業への備えに役立つ通知を出します。AWS Health Dashboard はその画面で、すべての利用者が追加の費用も設定もなしで使えます。AWS Trusted Advisor は、費用やセキュリティなどがベストプラクティスに合っているかを点検する道具で、AWS 側の障害や保守を知らせるものではありません。AWS CloudTrail は、アカウントの中で誰がどの操作をしたかを記録する仕組みです。AWS Budgets は、費用や使用量を予算と比べて追う道具です。出典 https://docs.aws.amazon.com/health/latest/ug/what-⁠is-⁠aws-⁠health.html

ほかの分野

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