問14 802.1X のサプリカント

情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 春期 午前II、全25問のうちの問14。

出典:令和6年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問14

IEEE 8⁠0⁠2.1X におけるサプリカントはどれか。

  1. ア一度の認証で複数のサーバやアプリケーションを利用できる認証システム
  2. イクライアント側から送信された認証情報を受け取り,認証を行うシステム
  3. ウクライアント側と認証サーバの仲介役となり,クライアント側から送信された認証情報を受け取り,認証サーバに送信するネットワーク機器
  4. エ認証を要求するクライアント側の装置やソフトウェア
答えと解説を開く

正解はエです。

IEEE 8⁠0⁠2.1X は、LAN につなぐ前に端末を認証するための規格で、3 つの役が出てきます。認証を求める端末の側 (サプリカント)、端末とつながるスイッチや無線 LAN のアクセスポイント (オーセンティケータ)、実際に認証の判定をするサーバ (認証サーバ、多くは RADIUS サーバ) です。サプリカントは、端末そのものや、端末で動く認証のソフトウェアを指します。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア一度の認証で複数のサーバやアプリケーションを使えるのは、シングルサインオンの説明です。
  • イ送られてきた認証の情報を受け取って判定するのは、認証サーバです。
  • ウ端末と認証サーバの間に入って認証の情報を取り次ぐのは、オーセンティケータです。スイッチやアクセスポイントがこの役をします。

仕組み

オーセンティケータは、認証が通るまで、その端末からの通常の通信を通しません。認証のやり取り (EAP) だけを通し、認証サーバが認めたら通信を開きます。

認証の方式は EAP の中で選べます。証明書で端末を確かめる EAP-⁠TLS は、パスワードを使わないので、盗み見や使い回しに強い方式です。

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