
基本情報技術者試験 令和6年度 公開問題 科目B、全6問のうちの問6。
出典:令和6年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目B 問6(図 1 は原本の画像を文字に書き起こし、箇条書きは 1 項目を 1 行にまとめた。2 つ目の項目の中の番号付きの 2 行は、その項目の行の中に続けて書いた)
A 社は
- ・従業員には,一人に 1 台デスクトップ PC(以下,社内 PC という)を貸与している。
- ・従業員が利用するシステムには,自社で開発し A 社に設置している業務システムのほかに,次の二つの SaaS(以下,二つの SaaS を A 社利用クラウドサービスという)がある。1. メール機能,チャット機能及びクラウドストレージ機能をもつグループウェア(以下,A 社利用グループウェアという)2. オンライン会議サービス
- ・テレワークでは,従業員の個人所有 PC(以下,私有 PC という)の業務利用(BYOD)を許可している。
- ・テレワークでは,社内 PC 及び私有 PC のそれぞれに専用のアプリケーションソフトウェア(以下,専用アプリという)を導入し,社内 PC のデスクトップから私有 PC に画面転送を行うリモートデスクトップ方式を採用している。
- ・専用アプリには,リモートデスクトップから PC へのファイルのダウンロード及びファイル,文字列,画像などのコピー&ペーストを禁止する機能(以下,保存禁止機能という)があり,A 社では私有 PC に対して当該機能を有効にしている。
- ・業務システムには,社内 PC のデスクトップから利用者 ID 及びパスワードを入力してログインしている。
- ・A 社利用クラウドサービスへのログインは,A 社利用クラウドサービス側の設定によって A 社の社内ネットワークからだけ可能になるように制限している。ログインには利用者 ID 及びパスワードを用いている。
テレワークの
設定変更に
設問 次の
- アA 社の
社内ネットワークから A 社利用クラウドサービスへの 通信を 監視する。 - イA 社の
社内ネットワークと A 社利用クラウドサービスとの 間の 通信速度を 制限する。 - ウA 社利用クラウドサービスに
A 社外から 接続する 際の 認証に 2 要素認証を 導入する。 - エA 社利用クラウドサービスの
うち, A 社利用グループウェアだけを 直接接続の 対象とする。 - オ専用アプリの
保存禁止機能を 無効にする。
答えと解説を開く
正解はウです。
今は、
ほかの選択肢が違う理由
- ア直接接続では、
通信が 社内ネットワークを 通りません。 社内ネットワークから 出る 通信を 監視しても、 社外から 直接来る 不正な ログインは 見えません。 - イ通信速度の
制限は 混雑への 対策で、 ID と パスワードを 盗んだ 社外からの ログインは 防げません。 - エグループウェアだけに
絞っても、 グループウェアには ID と パスワードだけで 社外から ログインできるので、 不正アクセスの リスクは 残ります。 メールや クラウドストレージが ある 分、 狙われやすくも あります。 - オ保存禁止機能を
無効に すると、 私有 PC に ファイルを 持ち出せるようになり、 情報漏えいの 危険が 増えます。 不正アクセスの 対策では ありません。
仕組み
認証の
「社内からだけ」という