問8 疎通確認に使うコマンド

基本情報​技術者試験 令和5年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問8。

出典:令和5年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問8

IPv4 ネットワークにおいて,ネットワークの疎通確認に使われるものはどれか。

  1. アBOOTP
  2. イDHCP
  3. ウMIB
  4. エping
答えと解説を開く

正解はエです。

疎通確認とは、相手の機器までネットワークの通信が届くかを確かめることです。ping は、ICMP (Internet Control Message Protocol) のエコー要求を相手に送ります。相手が受け取るとエコー応答を返すので、返事が来れば通信が届いていると分かります。往復にかかった時間も表示されるので、遅れの目安にもなります。正解はエです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アBOOTP は、ネットワークにつないだ機器に IP アドレスなどを配り、起動に必要な情報を渡すプロトコルです。DHCP の元になった仕組みです。
  • イDHCP は、機器に IP アドレスなどの設定を自動で割り当てるプロトコルです。通信が届くかを確かめるものではありません。
  • ウMIB は、SNMP でネットワーク機器を管理するときに使う、機器の状態や設定の情報をまとめたデータベースです。

仕組み

ping で返事が無いとき、相手が止まっている、途中の経路が切れている、ファイアウォールが ICMP を止めている、などの原因が考えられます。返事が無いことだけでは、どれかは決められません。

似たコマンドに traceroute (Windows では tracert) があります。こちらは相手までの途中のルータを順に表示し、どこで通信が止まっているかを探すのに使います。