応用情報​技術者試験 令和7年度 春期 午前、全80問のうちの問59。

出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問59

システム監査における“監査手続”として,最も適切なものはどれか。

  1. ア監査計画の立案や監査業務の進捗管理を行うための手続
  2. イ監査結果を受けて,監査報告書に監査人の結論や指摘事項を記述する手続
  3. ウ監査項目について,十分かつ適切な証拠を入手するための手続
  4. エ監査テーマに合わせて,監査チームを編成する手続
答えと解説を開く

正解はウです。

システム監査では、監査人は思い込みではなく、証拠に基づいて結論を出します。そのために、監査の項目ごとに、どんな方法で、何を確かめて証拠を集めるかを決めます。文書を調べる、関係者に尋ねる、現場を観察する、データを突き合わせる、といった一つ一つのやり方を組み合わせた物が監査手続です。正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア監査計画を立てたり、監査の進み具合を管理したりするのは、監査の計画と管理の作業です。証拠を集める監査手続とは別です。
  • イ結論や指摘を監査報告書に書くのは、監査の報告の段階の作業です。監査手続で集めた証拠をもとに行います。
  • エ監査チームを組むのは、監査を行う体制を整える準備の作業です。

仕組み

監査は大まかに、計画、実施、報告の順に進みます。監査手続は実施の段階で行い、集めた証拠を監査調書に記録します。

証拠は、量が足りていること (十分) と、確かめたい事柄に合っていて信頼できること (適切) の両方が求められます。