問4 リアルタイムな応答の意味

応用情報​技術者試験 令和7年度 春期 午前、全80問のうちの問4。

出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問4

リアルタイム性が求められる組込みシステムにおいて,システムへの入力に対するリアルタイムな応答の方法として,最も適切なものはどれか。

  1. アOS を使用しないで応答する。
  2. イ定められた制限時間内に応答する。
  3. ウ入力された順序を守って応答する。
  4. エ入力時刻を記録して応答する。
答えと解説を開く

正解はイです。

組込みシステムのリアルタイム性は、入力に対して、あらかじめ決めた時間の内に処理を終えて応答できることを言います。たとえば車のブレーキの制御では、平均では速くても、たまに遅れることは許されません。大事なのは、最悪の場合でも制限時間を守れることです。正解はイです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アOS を使わない作りもありますが、それだけでは応答の時間は保証されません。リアルタイム OS を使って時間を守る作りも一般的です。
  • ウ入力の順番どおりに応答しても、制限時間を過ぎれば役に立ちません。急ぐ処理を先に回すこともあり、順番を守ることがリアルタイム性ではありません。
  • エ入力時刻を記録することは、あとで調べるためには役立ちますが、制限時間内に応答できるかどうかとは関係ありません。

仕組み

制限時間を一度でも過ぎると重大な結果になるものをハードリアルタイム、多少遅れても価値が下がるだけのものをソフトリアルタイムと呼んで区別します。

リアルタイム OS は、優先度の高い仕事をすぐ動かせるようにして、応答にかかる時間の上限を見積もれるように作られています。

この問に出る言葉