情報処理​安全確保​支援士 令和7年度 春期 午前II

全2⁠5問を解説。問題を開き、自分で選んでから答えと解説を開いてください。

問題

  1. 問1 DRDoS 攻撃とは

    DRDoS は、送信元を標的に偽った問い合わせを多くのサーバに送り、その応答を標的に集めて使えなくする攻撃です。

  2. 問2 SAML 認証の特徴

    SAML では IdP が認証して署名付きのアサーションを発行し、SP はそれを検証して利用を許します。

  3. 問3 SHA-⁠5⁠1⁠2/2⁠5⁠6 とは

    SHA-⁠5⁠1⁠2/2⁠5⁠6 は、SHA-⁠5⁠1⁠2 と同じ仕組みで計算した 5⁠1⁠2 ビットの値を、2⁠5⁠6 ビットに切り詰めて出すハッシュ関数です。

  4. 問4 カミンスキー攻撃の対策

    問い合わせの送信元ポート番号をランダムにすると、偽の応答が当たる確率が大きく下がり、カミンスキー攻撃を防ぎやすくなります。

  5. 問5 クリプトジャッキング

    クリプトジャッキングは、他人の PC の計算資源を無断で使って、暗号資産のマイニングをさせる攻撃です。

  6. 問6 デジタル証明書の使われ方

    TLS では、デジタル証明書を使って通信相手が本物かを確かめ、鍵交換のやり取りが本物の相手から来たことも確かめます。

  7. 問7 マルウェア Mirai

    Mirai は、IoT 機器に次々と感染を広げてボットにし、C&C サーバの指令でいっせいに DDoS 攻撃をさせるマルウェアです。

  8. 問8 コネクトバックとは

    コネクトバックは、侵入したシステムの内側から、攻撃者のサーバへ向けて通信を始めさせる手口です。

  9. 問9 認証局の CPS

    CPS (認証局運用規程) は、認証局が自分の認証業務をどう運用するかを細かく定めて公開する文書です。

  10. 問1⁠0 JIS Q 2⁠7⁠0⁠0⁠0 の用語

    リスク特定は、リスクを見つけ、認め、書き表すプロセスで、リスク源、事象、原因、起こりうる結果を特定することを含みます。

  11. 問1⁠1 ISMAP とは

    ISMAP は、政府の求めるセキュリティを満たすクラウドサービスを前もって評価して登録し、政府の調達に使う制度です。

  12. 問1⁠2 NIST CSF 2.0 の機能

    CSF 2.0 は、それまでの 5 つの機能に GOVERN (統治) を足して 6 つにしました。

  13. 問1⁠3 IoC とは

    IoC は侵害の痕跡のことで、ログに残った C&C サーバとの通信の記録はその代表です。

  14. 問1⁠4 タイミング攻撃の対策

    タイミング攻撃には、秘密の値によらず計算時間が同じになるように処理を作るのが対策です。

  15. 問1⁠5 証拠保全の順番

    電源を切ると消える情報ほど先に保全します。ARP キャッシュと同じくメモリの上にしかないルーティングテーブルが最優先です。

  16. 問1⁠6 OAuth 2.0 の役割

    OAuth 2.0 は認可のためのプロトコルで、利用者の許可を得て、サービスに必要な範囲の権限を渡します。

  17. 問1⁠7 OP2⁠5B の目的

    OP2⁠5B は、ISP の利用者の PC から外のメールサーバへ 2⁠5 番ポートで直接送る通信を止め、スパムメールの送信を抑えます。

  18. 問1⁠8 ルータを越えない物

    ルータは、コリジョンも伝えず、ブロードキャストフレームも中継しません。どちらも「しない」です。

  19. 問1⁠9 スパニングツリーの働き

    スパニングツリープロトコルは、ブリッジどうしで情報を交換してループを防ぎ、障害のときは迂回の経路を決めます。

  20. 問2⁠0 フォームのデータの置き場

    GET では入力のデータは URL の後ろに付いてリクエスト行に入り、POST ではメッセージボディに入ります。

  21. 問2⁠1 NOT EXISTS の結果

    この SQL 文は、だれの上司にもなっていない従業員を選びます。答えは S0⁠0⁠2、S0⁠0⁠4、S0⁠0⁠7 です。

  22. 問2⁠2 コードを検査する OSS

    SonarQube は、ソースコードを動かさずに読んで、バグのもと、重複、脆弱性につながる書き方を見つける OSS です。

  23. 問2⁠3 KPT のふりかえり

    KPT は、Keep (続けること)、Problem (困ったこと)、Try (次に試すこと) の 3 つの視点でふりかえる型です。

  24. 問2⁠4 サービス可用性の計算

    提供時間は 1⁠4 時間 × 3⁠0 日 = 4⁠2⁠0 時間で、引くのは提供時間内の停止 7 時間だけです。(4⁠2⁠0 − 7) ÷ 4⁠2⁠0 で 9⁠8.3% です。

  25. 問2⁠5 IT の統制目標

    記録した取引に漏れや重複がないことは、IT の統制目標のうち信頼性に含まれます。

出典

出典:令和7年度 春期 情報処理​安全確保​支援士試験 午前II

出典 主催の過去問題の頁(2026年10月25日に確認)