問12 NIST CSF 2.0 の機能

情報処理​安全確保​支援士 令和7年度 春期 午前II、全25問のうちの問12。

出典:令和7年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問12

NIST “サイバーセキュリティ​フレームワーク(CSF)2.0”のコアには,機能が六つある。IDENTIFY,PROTECT,DETECT,RESPOND,RECOVER と,あと一つはどれか。

  1. アCONTROL
  2. イDIRECT
  3. ウGOVERN
  4. エMANAGE
答えと解説を開く

正解はウです。

NIST の CSF 2.0 は、2⁠0⁠2⁠4 年の改訂で、それまでの 5 つの機能 (IDENTIFY、PROTECT、DETECT、RESPOND、RECOVER) に GOVERN (統治) を足し、6 つにしました。GOVERN は、組織としてのセキュリティの方針、役割と責任、リスク管理の戦略、取引先を含めたサプライチェーンのリスク管理などを決め、監督する機能です。正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アCONTROL は CSF 2.0 の機能の名前にありません。
  • イDIRECT は CSF 2.0 の機能の名前にありません。
  • エMANAGE は CSF 2.0 の機能の名前にありません。

仕組み

5 つの機能は、資産とリスクを知る (IDENTIFY)、守る (PROTECT)、気づく (DETECT)、対応する (RESPOND)、元に戻す (RECOVER) という、事故の前から後までの流れです。

GOVERN は、この 5 つを囲む位置に置かれています。セキュリティを技術の担当だけの仕事にせず、経営が方針を決めて責任を持つことを、はっきり形にしたものです。