問8 LAN 間接続装置の働き

基本情報​技術者試験 令和6年度 公開問題 科目A、全20問のうちの問8。

出典:令和6年度 基本情報技術者試験 公開問題 科目A 問8

LAN 間接続装置に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1. アゲートウェイは,OSI 基本参照モデルにおける第 1 ~ 3 層だけのプロトコルを変換する。
  2. イブリッジは,IP アドレスを基にしてフレームを中継する。
  3. ウリピータは,同種のセグメント間で信号を増幅することによって伝送距離を延長する。
  4. エルータは,MAC アドレスを基にしてフレームを中継する。
答えと解説を開く

正解はウです。

LAN 間接続装置は、OSI 基本参照モデルのどの層で働くかで分けます。リピータは第 1 層 (物理層) で、電気信号を整えて増幅し、そのまま次へ流します。中身を見ないので、同じ種類のセグメントどうしをつないで、届く距離を延ばすのに使います。ブリッジは第 2 層で MAC アドレスを、ルータは第 3 層で IP アドレスを見て中継します。ゲートウェイは第 4 層以上を含めてプロトコルを変換します。正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • アゲートウェイは、第 4 層以上 (トランスポート層からアプリケーション層まで) を含めてプロトコルを変換する装置です。第 1 ~ 3 層だけではありません。
  • イブリッジは第 2 層 (データリンク層) の装置で、MAC アドレスを基にフレームを中継します。IP アドレスは見ません。
  • エルータは第 3 層 (ネットワーク層) の装置で、IP アドレスを基にパケットを中継します。MAC アドレスで中継するのはブリッジです。

仕組み

層と装置の対応は、第 1 層 リピータ、第 2 層 ブリッジ (スイッチングハブ)、第 3 層 ルータ、第 4 層以上 ゲートウェイ、と下から順に覚えます。

第 2 層で扱うまとまりをフレーム、第 3 層で扱うまとまりをパケットと呼びます。中継に使う住所も、第 2 層は MAC アドレス、第 3 層は IP アドレスと分かれています。