情報セキュリティ​マネジメント試験 令和8年度 公開問題、全15問のうちの問3。

出典:令和8年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問3

DMZ はどれか。

  1. アインターネットと内部ネットワークとの間に設置されるネットワーク
  2. イ外部から持ち込んだ PC がマルウェアなどに感染していないかどうかを社内ネットワークに接続する前にチェックするための,社内ネットワークとは隔離された専用のネットワーク
  3. ウ通信内容を監視し,あらかじめ設定された不正な通信パターンと一致した場合に通信を遮断するネットワーク
  4. エ不正通信を検知する際に利用するためにセキュリティベンダーから入手するシグネチャ情報
答えと解説を開く

正解はアです。

DMZ (非武装地帯) は、ファイアウォールで区切って、インターネットと社内ネットワークの間に作る区画です。外から見てもらう必要がある Web サーバやメールサーバをここに置きます。こうすると、公開サーバが乗っ取られても、そこから社内ネットワークへは簡単に入れません。インターネットと内部ネットワークの間に置くネットワーク、というアが DMZ の説明です。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イ持ち込んだ PC を社内につなぐ前に調べるための隔離されたネットワークは、検疫ネットワークです。
  • ウ通信を監視して、不正なパターンに一致したら遮断する仕組みは IPS (侵入防止システム) です。ネットワークの区画の名前ではありません。
  • エ不正な通信を見分けるためのパターンの情報は、シグネチャと呼びます。IDS や IPS が使うデータで、ネットワークではありません。

仕組み

ネットワークを信頼の度合いで分けて考えます。インターネットは信頼できない外、社内は守る内側、DMZ はその間です。外から DMZ へは公開する通信だけ、DMZ から社内へはほぼ通さない、というようにファイアウォールで通す通信を絞ります。

公開サーバは外から攻撃を受けやすい場所です。そこを社内と同じ区画に置かないことで、1 台が破られても、社内ネットワークまで被害が広がりにくくなります。