レッスン 1-6
名前解決と信頼の境目
名前解決を
読み終えたら「社内だから
この頁の流れ
送り元の
出典を確かめた日 2026年10月24日
なぜ通るのか
社内向けに、
この
境目が消えた
VPN (社外から
NIST SP 800-207 は、
| 前提 | 崩れる理由 |
|---|---|
| 社内の | 遠隔接続や |
| 外からは | 入口が |
| 中の | 乗っ取られた |
名前解決が守る物と守らない物
DNS (名前から
RFC 4033 に
同じ
要求ごとに確かめる
NIST SP 800-207 は、
脆いコードと直したコード
ラボの
住所で信じるか、要求ごとに確かめるか
def allowed(req):ip = ipaddress.ip_address(req.client_address[0])return ip.is_privateTOKENS = {"billing": os.environ.get("BILLING_TOKEN", "")} def allowed(req):got = req.headers.get("Authorization", "")for name, t in TOKENS.items():if t and hmac.compare_digest(got, "Bearer " + t):return namereturn None同じ
ログでの見え方と検知
脆い方の
GET /payroll 200 src=127.0.0.1GET /payroll 200 src=127.0.0.1どちらの
GET /payroll 200 caller=billingGET /payroll 401 caller=-守る
| 見る物 | な |
|---|---|
| 呼び出し元が | 鍵を |
| ふだん | 乗っ取られた |
| 遠隔接続の | 中に |
遠隔接続の
直し方と、直ったことの確かめ方
自分の
- 作業用の
フォルダで、脆い allowedを使う 小さな API を 127.0.0.1 で動かす - 鍵を
持たない プログラムから 呼び、 給与の 一覧が 返る ことを 確かめる - 直した
コードに 置き換え、 鍵を 環境から 渡して 動かし直す - 鍵なしと
違う 鍵では 401、 正しい 鍵でだけ 200 が 返る ことを 確かめる - 下の
試験を 足し、 住所で 信じる コードに 戻すと 試験が 落ちる ことも 確かめる - 終わったら、
API を 止め、 作業用の フォルダごと消す
def test_no_token_from_inside(url):assert call(url) == 401 def test_wrong_token(url):assert call(url, "x") == 401 def test_right_token(url, token):assert call(url, token) == 200試験は
あわせて、
関わる事例
どれも、
| 事例 | 入口 |
|---|---|
| Colonial Pipeline (2021年) | 使われていないはずの |
| 大阪急性期・ | 給食の |
| 名古屋港 (2023年) | 保守用の |
| イセトー (2024年) | VPN からの |
| アサヒグループ (2025年) | 拠点の |
名古屋港の
アサヒグループは、
- 2025年10月19日、
小売・ アスクル ランサムウェアEC・ 物流 被害 入口 例外的に多要素認証を 適用していなかった 業務委託先向けの 管理者 アカウントの IDと パスワードが 何らかの 方法で 漏れ、 不正に 使われた - 2024年5月26日、
情報処理・ イセトー ランサムウェア印刷 (受託業務) 被害 入口 VPNからの不正アクセスに より、 当社 ネットワークに 侵入された - 2023年10月17日、
通信 LINE・ インターネットサービス ヤフー 不正 入口 LINEアクセスに よる 情報漏えい ヤフーと 委託先の NAVER Cloud 社が、 それぞれセキュリティ 保守を 委託していた 企業の 従業員PCが マルウェアに 感染し、 攻撃者が その PCを 遠隔操作できる 状態になった - 2023年7月4日、
港湾・ 名古屋港統一物流 ターミナルシステム (NUTS) ランサムウェア 入口 保守用被害 VPN 機器からの 侵入が 有力と された (感染経路は 断定されていない) - 2022年10月31日、医療 大阪急性期・
総合医療 入口 患者給食のセンター ランサムウェア 被害 委託事業者の 給食センターに、 リモート保守用の ファイアウォール (SSL-VPN) の 脆弱性か 漏洩していた IDと パスワードで 侵入され、 常時接続の RDPで 病院の 給食サーバーに 入られた - 2021年10月31日、
病院 (公立) つるぎ町立半田病院 ランサムウェア 入口 リモート被害 保守用に 設置されていた Fortinet 社の VPN 装置 FortiGate 60Eの 既知の 脆弱性(CVE-2018-13379)が 放置されており、 2021年9月に 世界で 公開された 漏洩データの 中に 半田病院の グローバルIP アドレスと ID、 パスワードが 含まれていた。 この 認証情報を 使って 侵入された とみられる - 2021年5月7日、
エネルギー (燃料パイプライン) Colonial Pipeline のランサムウェア 入口被害 使われていないはずの 古い 仮想 プライベートネットワーク (VPN) の アカウントが 攻撃者に 悪用された。 その アカウントは 複雑な パスワードでは あったが、 多要素認証は かかっていなかった - 2017年5月12日、
公的医療(国民保健 WannaCry にサービス) よる 入口 NHSの英国NHSの 診療停止 医療機関の 多くが、 更新プログラムの 当たっていない Windows 7や、 サポートが 終了した 古い Windows XPを 使い続けており、 そこへ WannaCryが 感染した - 2015年5月28日、
年金事業(特殊法人) 日本年金機構標的型メールに 入口 年金業務による 個人情報流出事件 見せかけた 標的型メールの リンクや 添付ファイルを 職員が 開き、 端末が 不正プログラムに 感染した - 2013年12月12日、
総合小売 Target 大規模カード 入口情報漏洩 空調工事の 委託業者 Fazio Mechanical Servicesの 担当者が フィッシングメールの 標的に なり、 Targetの 外部 システムAribaに 接続する ための 認証情報が 盗まれた
確認クイズ
1 問目
社内向けの
答えだと思う選択肢を押すと、その場で正誤と理由が開きます。
答え イ
遠隔接続で
2 問目
DNSSEC で
答えだと思う選択肢を押すと、その場で正誤と理由が開きます。
答え イ
RFC 4033 に
説明課題
次の
- 「社内だから
安全」が 成り立たない 理由を、 境目が 消えた ことから
模範解答を見る
「社内だから
一次資料
どれも
- SP 800-207 Zero Trust Architecture (NIST、英語)。
場所だけで 信じない こと、 遠隔で 働く 人と クラウドと いう 変化、 基本の 考え方 (場所に 関わらず通信を 守る、 つながりごとに 評価する)。 本文の PDF も 開いて 確かめた - RFC 4033 DNS Security Introduction and Requirements (IETF、英語)。
DNSSEC が 答えの 出どころと 完全性を 足し、 秘密は 守らないこと - RFC 8484 DNS Queries over HTTPS (DoH) (IETF、英語)。
DNS の 問い 合わせを HTTPS で 送る決まり - S. Hrg. 117-429 Threats to Critical Infrastructure, Examining the Colonial Pipeline Cyberattack (米上院 国土安全保障・
政府問題委 。員会、 英語、 2021年6月8日の 公聴会の記録) 使われていないはずの 古い VPN の プロファイルが 悪用されたこと - AA21-131A DarkSide Ransomware, Best Practices for Preventing Business Disruption from Ransomware Attacks (CISA と FBI、英語)。
パイプライン 会社の IT の 網に DarkSide の ランサムウェアが 使われたこと - 調査報告書 (大阪急性期・
総合医療 。センター 情報 セキュリティインシデント 調査委員会、 日本語、 2023年3月28日) 給食の 委託事業者の 給食センターの サーバーから 病院の サーバーへの 遠隔接続、 全ユーザーへの 管理者権限、 共通の パスワード - コンテナターミナルに
おける 。情報 セキュリティ 対策等検討委員会 中間取りまとめ② (国土交通省、 日本語) VPN 機器からの 侵入と みるのが 適切と された こと、 保守用 VPN に IP アドレスの 制限が 無かったこと - 不正アクセスに
よる 。個人情報漏えいに 関する お詫びと ご報告 (イセトー、 日本語、 2024年10月4日) VPN からの 不正アクセスで 社内の 網に 入られたこと - サイバー
攻撃被害の 。再発防止策と ガバナンス体制の 強化に ついて (アサヒグループホールディングス、 日本語、 2026年2月18日) 拠点の ネットワーク 機器を 経由した 侵入、 遠隔接続の VPN 装置の 全面的な廃止
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