情報処理​安全確保​支援士 令和6年度 秋期 午前II、全25問のうちの問11。

出典:令和6年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問11

SOAR(Security Orchestration,Automation and Response)の説明はどれか。

  1. ア脅威インテリジェンスの活用,セキュリティ運用の自動化及びインシデント対応の効率化を行う技術
  2. イ全ての利用者,デバイス,接続元を信頼できないものとして捉え,重要な情報資産やシステムに対するアクセスの正当性や安全性の検証を自動化することによって脅威を防ぐ考え方
  3. ウ組織間でサイバー攻撃に関する情報を効率的に交換するために,脅威情報構造化記述形式で記述された情報の交換を自動化するためのプロトコル仕様
  4. エファイアウォール,マルウェア対策製品,侵入検知製品など複数のセキュリティ製品のログの集約及び相関分析を自動化するための専用装置
答えと解説を開く

正解はアです。

SOAR は、脅威インテリジェンス (攻撃者や手口についての情報) を使いながら、セキュリティ運用の作業を自動化し、インシデント対応を効率よく進めるための技術です。例えば、怪しい通知が来たら、決めた手順 (プレイブック) に沿って関係する情報を集め、端末をネットワークから切り離すところまでを自動で行えます。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イすべてを信頼せず、アクセスのたびに確かめる考え方は、ゼロトラストです。
  • ウSTIX (脅威情報構造化記述形式) で書いた情報のやり取りを自動化する手順は、TAXII です。
  • エいくつものセキュリティ製品のログを集めて、関連を分析するのは、SIEM の役割です。

仕組み

SIEM がログから異常に気づき、SOAR がその後の対応を進める、という組み合わせでよく使われます。毎日大量に来る通知を人が 1 件ずつ見ていると、手が足りず、見落としも出ます。

ただし、自動にするのは手順の決まった作業までです。業務を止めるような重い判断は、人が確かめてから実行するように、プレイブックの中で分けておきます。

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