問36 可用性の意味

ITパスポート 令和7年度 公開問題、全100問のうちの問36。

出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問36

合意したサービス提供時間帯のうち,実際に顧客が IT サービスを利用できた時間の割合で表されるものはどれか。

  1. ア可用性
  2. イ機能性
  3. ウ効率性
  4. エ使用性
答えと解説を開く

正解はアです。

可用性は、使いたいときにサービスを使える度合いのことです。IT サービスでは、サービスを提供すると合意した時間のうち、止まらずに実際に使えた時間の割合で表すことが多いです。たとえば合意した時間が 1⁠0⁠0時間で、そのうち 9⁠9時間使えたなら、可用性は 9⁠9% です。問題文の「実際に利用できた時間の割合」は、この可用性の説明です。だから正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イ機能性は、利用者が必要とする機能をソフトウェアが備えているかという度合いです。利用できた時間の割合ではありません。
  • ウ効率性は、使う資源 (時間や CPU、メモリなど) に対してどれだけ性能を出せるかという度合いです。利用できた時間の割合ではありません。
  • エ使用性は、利用者にとってわかりやすく使いやすいかという度合いです。利用できた時間の割合ではありません。

仕組み

可用性の式は、実際に利用できた時間÷合意したサービス提供時間×1⁠0⁠0 です。止まっている時間が短いほど、可用性は高くなります。

可用性は、情報セキュリティの 3 要素 (機密性、完全性、可用性) の一つでもあります。どちらの場面でも「使いたいときに使える」という意味は同じです。