問48 エラー埋込み法

応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問48。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問48

エラー埋込み法を用いて残存エラー数を推定する。当初の埋込みエラーは 4⁠8 個である。テスト期間中に発見されたエラーの内訳は,埋込みエラーが 3⁠6 個,真のエラーが 4⁠2 個である。このとき,残存する真のエラーは何個と推定されるか。

  1. ア6
  2. イ1⁠4
  3. ウ5⁠4
  4. エ5⁠6
答えと解説を開く

正解はイです。

エラー埋込み法は、わざと決まった数のエラーを埋め込んでからテストし、埋め込んだエラーが見つかった割合と同じ割合で、本物のエラーも見つかっていると考える方法です。埋め込んだ 4⁠8 個のうち 3⁠6 個が見つかったので、発見の割合は 3⁠6 ÷ 4⁠8 = 3/4 です。真のエラーは 4⁠2 個見つかったので、真のエラーの総数は 4⁠2 ÷ 3/4 = 5⁠6 個と推定できます。残っている真のエラーは 5⁠6 − 4⁠2 = 1⁠4 個で、イが正解です。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア6 は、真のエラーの 4⁠2 個から埋込みエラーの 3⁠6 個を引いた値です。残りの数を出す計算にはなっていません。
  • ウ5⁠4 は、見つかった真のエラー 4⁠2 個に、まだ見つかっていない埋込みエラー 1⁠2 個を足した値です。残っている真のエラーの数とは別の物です。
  • エ5⁠6 は、推定した真のエラーの総数です。すでに 4⁠2 個見つかっているので、残っているのは 1⁠4 個です。

仕組み

この方法は、埋め込んだエラーと本物のエラーが、同じくらい見つけやすいという前提に立っています。埋め込むエラーが不自然だと、推定がずれます。

テストの終わり時を決める目安として、残っているエラーの数を見積もるために使います。

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