1. personIntroduction("太郎", 25) は "太郎 (25)"
  2. personIntroduction("花子", 30) は "花子 (30)"
  3. 英語名 personIntroduction("Alice", 18) は "Alice (18)"
  4. age が 0 のケース personIntroduction("赤ちゃん", 0) は "赤ちゃん (0)"
  5. 三桁の年齢 personIntroduction("長寿さん", 100) は "長寿さん (100)"
コース一覧
Java入門:基礎文法編
Person クラスを作る

Java入門:基礎文法編

変数、制御構文、メソッド、クラス、継承、インターフェースなど Java とオブジェクト指向の基礎を、コードを書きながら学べる無料コースです。プログラミング初学者や、業務システム開発で Java を扱う必要がある社会人を対象としています。約 17 時間 (1 日 30 分 × 34 日) で 69 レッスンを修了でき、修了後は Spring などのフレームワーク学習や Java 認定試験への準備が無理なく進められます。

1
Hello, Java
01. はじめての Java プログラム5分
02. 複数行の出力5分
03. 変数を使った自己紹介5分
04. コメントを書く5分
05. 第 1 章まとめクイズ5分
2
変数と演算
01. 変数を宣言する5分
02. データ型の使い分け5分
03. 変数とデータ型クイズ5分
04. 四則演算と剰余5分
05. 税込価格を計算する5分
06. インクリメントとデクリメント5分
07. 比較演算子5分
08. 論理演算子5分
09. 演算子の優先順位5分
10. 文字列の連結5分
11. 型変換 (キャスト)5分
12. 第 2 章 まとめクイズ5分
3
条件分岐
01. if 文の基本5分
02. if-else 文5分
03. else if で複数分岐5分
04. 成績判定プログラム12分
05. うるう年を判定する5分
06. switch 文5分
07. 三項演算子5分
08. じゃんけんの勝敗判定15分
09. FizzBuzz の判定部分5分
10. 第 3 章 まとめクイズ5分
4
繰り返し
01. for 文の基本5分
02. 1 から N までの合計5分
03. 九九の段を作る5分
04. while 文5分
05. カウントダウン5分
06. do-while 文5分
07. 二重ループ5分
08. break と continue5分
09. FizzBuzz 完成5分
10. 繰り返しクイズ5分
11. 第 4 章 まとめクイズ5分
5
メソッド
01. メソッドを定義する5分
02. 引数を受け取るメソッド5分
03. 戻り値を返す5分
04. 複数の引数を取るメソッド5分
05. メソッドのオーバーロード5分
06. メソッドクイズ5分
07. BMI を計算するメソッド5分
08. 第 5 章 まとめクイズ5分
6
配列
01. 配列の基本5分
02. 配列の要素にアクセス5分
03. 配列を for で走査5分
04. Javaで配列の合計・平均を求める方法(forループ)5分
05. 配列の平均5分
06. 配列の最大値5分
07. 配列の線形探索12分
08. 拡張 for ループ5分
09. 配列クイズ5分
10. 第 6 章 まとめクイズ5分
7
クラスとオブジェクト
01. クラスを定義する5分
02. クラスにフィールドを持たせる12分
03. クラスにメソッドを定義する5分
04. インスタンスを作る5分
05. コンストラクタ5分
06. this キーワード5分
07. カプセル化 (private と getter)12分
08. Person クラスを作る5分
09. Product クラスで税込価格15分
10. 銀行口座クラス15分
11. toString のオーバーライド5分
12. クラスとオブジェクト クイズ5分
13. Java 入門 最終クイズ5分

Person クラスを作る

名前と年齢が、いつまでも別々に旅をする

いま、人 1 人ぶんの情報は String name と int age という 2 本の変数です。この 2 本は、コードの上では何のつながりもありません。関係を知っているのは書いた人の頭の中だけです。

Java

String name = "太郎"; int age = 25; send(name, age); save(age, name); // 順番を取り違えた

3 人ぶんになれば変数は 6 本、そこに住所が加われば 9 本です。メソッドに渡すたびに順番と個数を合わせる必要があり、型が違えばコンパイラが止めてくれますが、String が 2 本並んだ瞬間に何の守りもなくなります。

関係のある値を 1 つの型にまとめる

これを片付ける道具が class です。まとめてしまえば、持ち運ぶのは変数 1 本になります。クラスに入れるものは次の 3 つです。

Java

class TodoItem { String title; boolean done; TodoItem(String title, boolean done) { this.title = title; this.done = done; } String label() { return done ? "[済] " + title : "[ ] " + title; } }

上から順に、持っているデータ (フィールド)、生まれるときの受け取り口 (コンストラクタ)、できること (メソッド) です。この 3 つが揃うと、title と done は二度と別々に旅をしません。使う側はこう書きます。

Java

TodoItem t = new TodoItem("牛乳を買う", false); System.out.println(t.label()); // [ ] 牛乳を買う

label() は引数を 1 つも取っていません。表示に必要な値は、自分の中にすでにあるからです。「引数で毎回渡す」から「自分が持っている」へ変わったのが、クラスを使う一番の変化です。

解説

Java では本来 TodoItem.java という別ファイルにクラスを分けます。ただしこの演習エディタは 1 ファイルしか扱えないので、Solution クラスの中に static class TodoItem { ... } と入れ子で書きます。この static は「外側の Solution に紐づく内側のクラス」という意味で、メソッドの static とは別の話です。

やってみよう

右のエディタで personIntroduction(String name, int age) を完成させます。ただし、受け取った 2 つをその場でつなぐのではなく、Person クラスを自分で組み立ててから使ってください。

Solution の中に入れ子で Person を書き、名前と年齢のフィールドを持たせ、コンストラクタで受け取り、自己紹介の文字列を返すメソッドを 1 つ足します。personIntroduction の仕事は、new で 1 人ぶん作って、そのメソッドを呼んで返すだけになります。返す書式は課題の要件どおりに、カッコと半角スペースの位置まで合わせてください。

緑になったら、Person を 2 人ぶん作って、それぞれのメソッドを呼んでみてください。同じクラスから生まれても、中身は互いに干渉しません。設計図は 1 枚、そこから作られる実体は何個でも、という関係が手で確かめられます。

要件

  1. クラス名は Solution、メソッド名は personIntroduction、引数は String name と int age の 2 つにすること
  2. メソッドの戻り値の型は String で、"name (age)" の形式 (名前のあとに半角スペース、(、年齢、) を続ける) で返すこと
  3. Person 内部クラスを定義し、new Person(name, age) でインスタンスを作って introduce() を呼び出す流れで実装すること

入出力例

personIntroduction("太郎", 25) → "太郎 (25)" personIntroduction("花子", 30) → "花子 (30)" personIntroduction("Alice", 18) → "Alice (18)" personIntroduction("赤ちゃん", 0) → "赤ちゃん (0)" personIntroduction("長寿さん", 100) → "長寿さん (100)"

ヒント

`Person` クラスのコンストラクタでは `this.name = name;` `this.age = age;` のようにフィールドに引数を代入します。`this.` を付け忘れると引数を引数自身に代入してしまうので注意してください

`introduce()` の中は `return this.name + " (" + this.age + ")";` のように文字列連結で書けます。`Java` では `String + int` の `+` は自動で文字列連結になるので、`this.age` をそのままつなげて大丈夫です

`(` の前と `)` の後の空白に注意。期待値は `"太郎 (25)"` のように名前のあとに **半角スペースが 1 つ**、`(` と数字の間にはスペースなし、`)` の後ろにもスペースなしの形です

生田 陸人
監修生田 陸人
ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

関連レッスン

  • Product クラスで税込価格

    商品を表す Product クラスを設計し、税込価格を返すメソッドをクラスの中に閉じ込める練習を通じて、オブジェクト指向の最小単位を体に馴染ませる。

  • 銀行口座クラス

    残高という状態を持つ Account クラスを設計し、deposit / withdraw / getBalance を通して「データとふるまいをひとまとめにする」というオブジェクト指向のうま味と、validation を内側に閉じ込める設計を体に馴染ませる。

  • toString のオーバーライド

    Object クラスの toString をオーバーライドして、自作クラスの中身を読みやすい文字列で表現しよう。

  • クラスとオブジェクト クイズ

    クラス定義 / フィールド / メソッド / コンストラクタ / this / カプセル化を 4 択クイズ 1 問で総復習する章末まとめ。

このレッスンに出てくる用語

意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

  • 変数データに名前をつけて参照する仕組み
  • メソッドクラスに属する関数
  • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
  • フィールドクラスが持つデータ
  • コンストラクタインスタンス生成時の初期化処理
  • 引数位置引数=順番で渡す。
  • 設計何をどう作るかを決める前工程
  • 戻り値呼び出し元への返答を表す点線矢印
main.java
学習モード
エディタを読み込んでいます

メモ

Person クラスを作る

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