1. n=10 は break しないので 2+4+6+8+10 で 30
  2. n=4 は 2+4 で 6
  3. n=20 は合計 56 に達した時点で break するので 56
  4. n=100 でも 56 で break するので 56
  5. n=2 は 2 だけ足して 2
  6. n=1 は偶数がないので 0
  7. n=0 はループが回らず 0
  8. n=12 は 2+4+6+8+10+12 で 42 (50 を超えないので break しない)
  9. n=14 は 2+4+6+8+10+12+14 で 56 (ちょうど 50 を超えて break)
  10. n=8 は 2+4+6+8 で 20
コース一覧
Java入門:基礎文法編
break と continue

Java入門:基礎文法編

変数、制御構文、メソッド、クラス、継承、インターフェースなど Java とオブジェクト指向の基礎を、コードを書きながら学べる無料コースです。プログラミング初学者や、業務システム開発で Java を扱う必要がある社会人を対象としています。約 17 時間 (1 日 30 分 × 34 日) で 69 レッスンを修了でき、修了後は Spring などのフレームワーク学習や Java 認定試験への準備が無理なく進められます。

1
Hello, Java
01. はじめての Java プログラム5分
02. 複数行の出力5分
03. 変数を使った自己紹介5分
04. コメントを書く5分
05. 第 1 章まとめクイズ5分
2
変数と演算
01. 変数を宣言する5分
02. データ型の使い分け5分
03. 変数とデータ型クイズ5分
04. 四則演算と剰余5分
05. 税込価格を計算する5分
06. インクリメントとデクリメント5分
07. 比較演算子5分
08. 論理演算子5分
09. 演算子の優先順位5分
10. 文字列の連結5分
11. 型変換 (キャスト)5分
12. 第 2 章 まとめクイズ5分
3
条件分岐
01. if 文の基本5分
02. if-else 文5分
03. else if で複数分岐5分
04. 成績判定プログラム12分
05. うるう年を判定する5分
06. switch 文5分
07. 三項演算子5分
08. じゃんけんの勝敗判定15分
09. FizzBuzz の判定部分5分
10. 第 3 章 まとめクイズ5分
4
繰り返し
01. for 文の基本5分
02. 1 から N までの合計5分
03. 九九の段を作る5分
04. while 文5分
05. カウントダウン5分
06. do-while 文5分
07. 二重ループ5分
08. break と continue5分
09. FizzBuzz 完成5分
10. 繰り返しクイズ5分
11. 第 4 章 まとめクイズ5分
5
メソッド
01. メソッドを定義する5分
02. 引数を受け取るメソッド5分
03. 戻り値を返す5分
04. 複数の引数を取るメソッド5分
05. メソッドのオーバーロード5分
06. メソッドクイズ5分
07. BMI を計算するメソッド5分
08. 第 5 章 まとめクイズ5分
6
配列
01. 配列の基本5分
02. 配列の要素にアクセス5分
03. 配列を for で走査5分
04. Javaで配列の合計・平均を求める方法(forループ)5分
05. 配列の平均5分
06. 配列の最大値5分
07. 配列の線形探索12分
08. 拡張 for ループ5分
09. 配列クイズ5分
10. 第 6 章 まとめクイズ5分
7
クラスとオブジェクト
01. クラスを定義する5分
02. クラスにフィールドを持たせる12分
03. クラスにメソッドを定義する5分
04. インスタンスを作る5分
05. コンストラクタ5分
06. this キーワード5分
07. カプセル化 (private と getter)12分
08. Person クラスを作る5分
09. Product クラスで税込価格15分
10. 銀行口座クラス15分
11. toString のオーバーライド5分
12. クラスとオブジェクト クイズ5分
13. Java 入門 最終クイズ5分

break と continue

見つかったのに、まだ回り続ける

1000 件のデータから目当ての 1 件を探すとき、3 件目で見つかっても、素直な for は残りの 997 件を最後まで見に行きます。逆に「この値だけは計算に混ぜたくない」と思っても、ループは分け隔てなく全部処理します。

ループを最後まで回し切る、という前提を崩す道具が break と continue です。役割は一言で分かれます。break はループから出る、continue はその 1 周だけ飛ばす、です。

break はループの外へ出る

Java

for (int i = 1; i <= 10; i++) { if (i == 5) { break; } System.out.println(i); } System.out.println("終了");

出力は 1 2 3 4 終了 です。i が 5 になった瞬間にループを抜けるので、println(i) には届かず、i++ も動きません。

ここで return と混同しないでください。break が終わらせるのはループだけで、メソッドはそのまま続きます。ループの外にまだ処理があるなら break、メソッドごと終わらせたいなら return です。もうひとつ、break が抜けるのは一番内側のループ 1 つだけです。二重ループの内側で break を書いても、外側は何事もなかったように次の周へ進みます。

continue はその 1 周を飛ばす

Java

for (int i = 1; i <= 5; i++) { if (i == 3) { continue; } System.out.println(i); }

出力は 1 2 4 5 です。3 のときだけ println が飛ばされ、ループ自体は 5 まで最後まで回り切ります。飛ばすだけで終わらない、というのが continue です。

continue が向かう先は for の更新式 i++ です。ここが while との大きな違いになります。while の中でカウンタを進めるより前に continue を書くと、その更新ごと飛ばされて値が変わりません。

Java

int i = 0; while (i < 10) { if (i == 3) { continue; // i++ に届かないので、ここから進まなくなる } i++; }

while で continue を使うときは、更新を先に済ませてから飛ばしてください。

やってみよう

Solution.sumEvenUntil(int n) を完成させましょう。1 から n まで進めながら偶数だけを合計に足し、合計がある値を超えたところで打ち切ります。

飛ばす側と抜ける側を、どこに置くかを先に決めてから書き始めてください。飛ばす判定はループの先頭側、打ち切りの判定は足したあとです。順番が入れ替わると、超えたはずの周の値が合計に入らなかったり、逆に 1 周ぶん多く足されたりします。

n を大きくしても答えが増えなくなる境目がどこにあるか、10 20 100 を渡して確かめてみてください。

要件

  1. クラス名は Solution、メソッド名は sumEvenUntil、引数は int n 1 つにすること
  2. for ループで i = 1 から i <= n まで進め、奇数は continue でスキップすること
  3. 偶数を合計に足し、合計が 50 を 超えた (> 50) 時点で break でループを抜けること

入出力例

sumEvenUntil(10) → 30 sumEvenUntil(4) → 6 sumEvenUntil(20) → 56 sumEvenUntil(100) → 56 sumEvenUntil(2) → 2 sumEvenUntil(1) → 0 sumEvenUntil(0) → 0 sumEvenUntil(12) → 42 sumEvenUntil(14) → 56 sumEvenUntil(8) → 20

ヒント

合計を貯める変数 `int sum = 0;` をループの外で用意しましょう。ループ内で宣言すると毎回 0 にリセットされてしまいます

奇数判定は `i % 2 == 1` です。これに当てはまったら `continue;` で次のイテレーションへ飛ばします

`break` を書く位置に注意してください。`sum += i;` の **あと** に `if (sum > 50) break;` を置くと、ちょうど `50` を超えた回まで足してから抜ける動きになります

「50 以上」ではなく「50 を **超えた**」なので不等号は `>` です。`>=` にすると `n = 14` の挙動がずれます

生田 陸人
監修生田 陸人
ゆめさくエンジニア / 現役ソフトウェアエンジニア監修者プロフィールを見る →
編集 ゆめさく編集部·公開 2026/05/19·更新 2026/08/26

関連レッスン

  • FizzBuzz 完成

    前章の FizzBuzz 判定と for ループを組み合わせて、1 から n までの FizzBuzz を空白区切りで返す完成版を作ろう。

  • 繰り返しクイズ

    for / while / do-while の挙動の違い、break と continue の役割、無限ループの原因を 4 択クイズで総ざらいする繰り返しの章末まとめ。

  • 第 4 章 まとめクイズ

    第 4 章「繰り返し」で学んだ for / while / do-while / 入れ子ループ / break・continue / FizzBuzz を、総合的に 1 問のクイズで総ざらいする章末まとめ。

  • メソッドを定義する

    Java の処理をまとめて名前を付ける仕組み、メソッドの定義と呼び出しを学ぼう。

このレッスンに出てくる用語

意味があいまいなまま進んだ語は、ここから読み直せます。

  • ループ繰り返し処理。矢印で戻すか専用記号で示す
  • 処理計算や代入を表す長方形
  • メソッドクラスに属する関数
  • カウンタ数を保持して増減する典型 UI
  • クラスデータと振る舞いを束ねる単位
  • 引数位置引数=順番で渡す。
main.java
学習モード
エディタを読み込んでいます

メモ

break と continue

⌘S で保存