問11 データの分析で行うこと

情報セキュリティ​マネジメント試験 令和8年度 公開問題、全15問のうちの問11。

出典:令和8年度 情報セキュリティマネジメント試験 科目A・B 公開問題 問11(フロー図は原本の画像を文字に書き起こし、左から右への流れを上から下に並べた)

e コマース運営会社がビッグデータを用いて新たなニーズを発掘し,その後のビジネス戦略に生かそうとしている。ビッグデータの収集から活用までのフローを次の図のようにしたとき,データの分析で行うことはどれか。ここで,選択肢ア~エは,フロー図の a~d のいずれかに対応している。

フロー図 (左から右への流れを、上から下に並べた)
  1. a ビッグデータの収集
  2. b 必要なデータの整備
  3. c データの分析
  4. d ビジネス戦略への活用
  1. ア機械学習を用いて自然言語処理やクラスタリングを行い,新しい傾向を導き出す。
  2. イ取扱い製品に関する SNS での評価などを自動プログラムで取得する。
  3. ウノイズリダクション処理やデータクレンジング処理を行う。
  4. エ発見した新しい傾向を見極めて,注力すべきビジネス戦略を立案する。
答えと解説を開く

正解はアです。

選択肢を流れの a〜d に当てはめます。SNS の評価を自動で集めるイは a の収集です。ノイズを取り除き、誤りや重複を整えるウは b の整備です。整えたデータに機械学習をかけ、文章を解析したり似た物どうしをまとめたり (クラスタリング) して傾向を導くアが c の分析です。見つけた傾向から戦略を立てるエは d の活用です。正解はアです。

ほかの選択肢が違う理由

  • イSNS の評価などを自動のプログラムで集めるのは、データを集める a の段階です。
  • ウノイズの除去やデータクレンジング (誤り、重複、欠けを直す) は、分析の前にデータを整える b の段階です。
  • エ見つけた傾向から、力を入れる戦略を決めるのは、結果を使う d の段階です。

仕組み

データの活用は、集める、整える、分析する、使う、の順に進みます。集めたままのデータには誤りや重複が混ざるので、分析の前に整える段階が欠かせません。

クラスタリングは、正解を教えずに、似たデータどうしを自動でグループに分ける手法です。教師なし学習の代表で、思いがけない客の層や傾向を見つけるのに使います。

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