情報処理​安全確保​支援士 令和7年度 秋期 午前II、全25問のうちの問17。

出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前II 問17

無線 LAN で使用される規格 IEEE 8⁠0⁠2.1X が規定しているものはどれか。

  1. アアクセスポイントが EAP を使用して,クライアントを認証する枠組み
  2. イアクセスポイントが認証局と連携し,パスワードをセッションごとに生成する仕組み
  3. ウ無線 LAN に接続する機器のセキュリティ対策に関する WPS の仕様
  4. エ無線 LAN の信号レベルで衝突を検知する CSMA/CD 方式の仕様
答えと解説を開く

正解はアです。

IEEE 8⁠0⁠2.1X では、つなぎたい端末、アクセスポイント (またはスイッチ)、認証サーバ (RADIUS など) の 3 者が登場します。アクセスポイントは、認証が済むまで端末の通信を通さず、EAP のやりとりを認証サーバへ取り次いで、結果に従って通すかを決めます。アが当たります。

ほかの選択肢が違う理由

  • イIEEE 8⁠0⁠2.1X が決めているのは認証の枠組みで、認証局と組んでパスワードをセッションごとに作る仕組みではありません。
  • ウWPS は、ボタンや番号で無線 LAN の設定を簡単にする Wi-⁠Fi Alliance の仕様で、IEEE 8⁠0⁠2.1X とは別の物です。
  • エ無線 LAN は、電波の上で衝突を検知できないので、衝突を避ける CSMA/CA を使います。CSMA/CD は有線のイーサネットの方式です。

仕組み

パスワード 1 つを皆で使う無線 LAN では、1 人が辞めても全員の設定を変えないと締め出せません。IEEE 8⁠0⁠2.1X を使うと、利用者ごとや機器ごとに認証できるので、1 人だけ止めることができます。

EAP は、パスワード、証明書など、いろいろな認証方式を載せられる共通の入れ物です。会社の無線 LAN では、証明書で認証する方式がよく使われます。

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