問31 ムリ、ムラ、ムダのうちのムダ

ITパスポート 令和8年度 公開問題、全100問のうちの問31。

出典:令和8年度 ITパスポート試験 公開問題 問31

リーン生産方式による業務改善の観点であるムリ,ムラ,ムダのうち,ムダに当たるものとして,最も適切なものはどれか。

  1. ア属人化していて,担当者によって作成物の品質が異なる作業
  2. イ組織の能力以上に負荷をかける無謀な計画や作業標準
  3. ウ待機や必要以上の加工など,付加価値を生まない動作
  4. エ長時間,身体の一部に負担がかかり,健康を害するおそれのある作業
答えと解説を開く

正解はウです。

リーン生産方式は、トヨタ生産方式を元にした、無駄をなくして少ない資源で生産する考え方です。改善の目のつけ所として、ムリ、ムラ、ムダの 3 つを見ます。ムダは、お客さんにとっての価値を生まない動きのことで、手待ち、作りすぎ、要らない加工、運搬などが当たります。ウの「待機や必要以上の加工」はまさにムダなので、正解はウです。

ほかの選択肢が違う理由

  • ア担当者によって品質がばらつくのは、ムラに当たります。ムラは、やり方や量が一定でなく、ばらつくことです。
  • イ組織の力を超える負荷をかけるのは、ムリに当たります。ムリは、人や設備に能力以上の負担をかけることです。
  • エ長い時間、体の一部に負担をかけて健康を害するおそれのある作業も、人に無理をさせているのでムリに当たります。

仕組み

3 つは互いにつながっています。仕事の量にムラがあると、忙しい時にムリが生じ、暇な時にムダ (手待ち) が生じます。まずムラをならすと、ムリとムダも減らせます。