応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問45。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問45

電子メールの送信時に,送信側メールサーバでデジタル署名を電子メールヘッダーに付与し,受信側メールサーバでそれを検証することで,送信元ドメインのなりすましや電子メールの改ざんを検知できる技術はどれか。

  1. アDKIM
  2. イOP2⁠5B
  3. ウS/MIME
  4. エSPF
答えと解説を開く

正解はアです。

DKIM では、送信側のメールサーバが、自分のドメインの秘密鍵でメールにデジタル署名を付け、ヘッダーに入れて送ります。受信側のメールサーバは、送信元のドメインの DNS に公開された公開鍵を取り出して署名を確かめます。確かめに成功すれば、そのドメインから送られ、途中で書き換えられていないと分かります。メールサーバの間で署名と検証をする技術はアの DKIM です。

ほかの選択肢が違う理由

  • イOP2⁠5B は、プロバイダの中の機器から外のメールサーバの 2⁠5 番ポートへ直接送るのを止め、迷惑メールの送信を防ぐ仕組みです。署名は使いません。
  • ウS/MIME もメールに署名や暗号化をしますが、行うのはメールサーバではなく、送る人と受け取る人のメールソフトです。
  • エSPF は、送信元のドメインが「このメールサーバから送る」と DNS に登録しておき、受信側が送ってきたサーバの IP アドレスと照らし合わせる仕組みです。署名は使いません。

仕組み

SPF は「どのサーバから来たか」、DKIM は「署名が正しいか」で送信元を確かめます。この 2 つの結果をもとに、なりすましのメールをどう扱うかを決める DMARC という仕組みもあります。

大手のメールサービスは、大量に送る送信者に SPF、DKIM、DMARC の設定を求めるようになっています。

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