問13 MTBF と MTTR

応用情報​技術者試験 令和7年度 秋期 午前、全80問のうちの問13。

出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問13(分数は「/」を使って 1 行で書いた)

コンピュータシステムの信頼性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  1. アMTBF/(MTBF+MTTR) は,システムが稼働している時間の割合を表す。
  2. イMTBF−MTTR は,システムが正常であった時間を表す。
  3. ウMTBF は,正常なシステムが運用を開始してから初めて故障が起きるまでの時間を表す。
  4. エMTTR は,システムの故障が回復した時点から次に故障が起きるまでの平均時間を表す。
答えと解説を開く

正解はアです。

MTBF (平均故障間隔) は、直ってから次に壊れるまでの、正常に動いている時間の平均です。MTTR (平均修復時間) は、壊れてから直るまでの時間の平均です。システムは「動く時間」と「直している時間」をくり返すので、全体の時間のうち動いている時間の割合は MTBF ÷ (MTBF + MTTR) で表せます。これを稼働率と言います。アが正解です。

ほかの選択肢が違う理由

  • イ正常に動いている時間の平均は MTBF そのものです。MTTR を引く理由はありません。
  • ウMTBF は、最初の故障までの 1 回の時間ではなく、故障と故障の間の時間をくり返し測った平均です。
  • エ回復してから次の故障までの平均時間は MTBF の説明です。MTTR は修理にかかる平均時間です。

仕組み

たとえば平均 9⁠9 時間動いて、壊れると平均 1 時間で直るなら、稼働率は 9⁠9 ÷ (9⁠9 + 1) = 0.9⁠9 です。

稼働率を上げるには、壊れにくくして MTBF を延ばす方法と、すぐ直せるようにして MTTR を縮める方法があります。予備の部品を置く、監視で早く気付く、などは MTTR を縮める工夫です。

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